低学年に小学生新聞は必要?

低学年の日々

2年生の春から、小学生新聞を購読開始

小学生新聞を購読しはじめて、約10か月が経過しました。小学生新聞を知らなかった娘が、「子ども用の新聞ってないの?」といいだしたのは、夫が朝刊を読む姿にあこがれたからです。

「新聞の存在に興味をもっただけ」のミーハーな子どもが、小学生新聞とどう付き合っているのか。低学年から本当に必要なのか。その辺をつづってみようと思います。

小学生新聞とは?


「お父さんみたいに、毎日届く新聞がほしい。1ページだけなんていや、ちゃんとめくれるのがいい。」

という要望を満たしてくれるのは、朝日小学生新聞だけでした。私は、平日はタブロイド版で週末にボリュームアップする、毎日小学生新聞がほしかったです。

朝日小学生新聞を読んで私が最初に感じたことは、「中学受験情報が多いな(うちにはまだ関係ないか)」「塾や中学の広告すごいな」「この新聞は娘にはまだ早いな(こりゃ無理だな)」ということでした。

それでも、ニュースの解説がわかりやすいのはさすが。私の勉強&情報収集用だと割り切って、購読をつづけることにしたのです。

2年生が新聞を読む姿は笑える

娘が新聞をパラパラめくっている姿は、なかなか見慣れませんでした。吹き出したくなるおもしろさです。2年生の春だったこともあり、気分は親のほうが1年生のまま。夫と並んでいる姿は、ギャグにしか思えません。

もちろん、最初は四コマまんがだけ。その後、ちがう連載まんが(パパモッコ)にハマりました。ほどなく、金曜日掲載の「おたよりコーナー(読者イラスト)」を楽しみにするようになり、火曜日掲載の「俳句コーナー(読者投稿)」も愛読するようになりました。

しつこく言いますが、娘は最初の半年間は、ほぼ「メインページ(親として読ませたい記事)」を読んでいません。

記事に興味をしめすのは「たまに」

最初のころは私もがんばっていました。これみよがしに、一面のタイトルを読み上げたり。オーバーアクションつきで、写真を見せてみたり。天声人語の小学生新聞版「天声こども語」を音読してみたり。

娘の無反応に疲れて(飽きて)、もうやっていません。放置です。それでも、これみよがし作戦は数か月後に突然、花が開いたりするのです。無反応(無視ともいう)だったのに、何か月後かに突然、学校の作文に書いていたり。

学校で新聞係になったときは、朝日小学生新聞をまねして記事を作っていたり、過去の掲載記事を自分の新聞にも引用していたりします。

3年生も間近になった今、ほんの少しずつですが、読む記事が増えてきました。この先、受験情報やお勉強ページも活用してくれるとうれしいですが、期待せずに待とうと思います。

 

小学生新聞は低学年に必要?

いくら漢字にふりがなが振られているといっても、一人で全ページを読むのは大変です。低学年で朝日小学生新聞を購読するなら、親の勉強・情報収集とわりきるか、親子で読むことを前提にしないとむずかしいように思います。

小学生新聞の発行部数は、朝日・毎日・読売の中で、読売KODOMO新聞がダントツらしいです。週1回発行、月500円であれば親のほうも心を広くもてるかもしれません。週1回の新聞を楽しみにしはじめたら、少しずつステップアップという人も多いのかな。

朝日小学生新聞に中学受験情報はたっぷり掲載されています。試験の傾向なんかもありましたし、灘中学の先生がコラム(素敵なエッセイ)を持っていたり。朝日小学生新聞をすみずみまで活用して、いちばん読み込んでいる読者は、中学受験を控えた5年生かもしれません。

低学年・中学年でも、ジャンルを問わず本が大好きという子には、小学生新聞が向いていると思います。知識欲が高い子どもにとって、小学生新聞というのはとてもいいツールだと愛読者の一人としても感じます。

私は自分が楽しいので、もうしばらく朝日小学生新聞を購読する予定です。

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