2年生ハイレベルコースとのギャップが大きい
Z会の中学受験コース(3年生)がはじまっています。第一印象で私が感じたとおり、国語がむずかしくて親子でひーひーしています。
- 国語は成績をあげるのに時間がかかる
- 物語より論説文がむずかしい
先輩方のブログでよく見かけていましたが、ピンときていませんでした。この先が不安ですが、開き直ってがんばろうと思います。
文章が読みづらい
読書家でもなく、本ぎらいでもなく、いたって普通の新3年の女子が、読んだことがないような文章がでてきました。
麦のせたけがどんどんのび、ほが空をさして一直線にならびはじめると、麦畑はかくれんぼの遊び場になる。立ち上がれば麦ほの海を見わたすことができるけれど、ががみこむとだれにも見つからない。
引用元:高樹のぶ子「マイマイ新子」(マガジンハウス刊)【Z会 3年生中学受験コース4月号】
この文章からはじまる、ざっと見たかぎり700~800文字くらいの文章です。最初の1行目から「意味わかんない」といいました。ほが空をさしてという表現で、思考がストップしたようです。
麦に「ほ(穂)」があるということを知らなければ、想像をすることができません。言うと思い出したようですが、麦=小麦(旅先で見たことがある)だと思わなかったようでした。
テストであれば、たとえ文章の意味がわからなくても想像するなりスルーして、解ける問題を解くのがベストでしょう。でも今はまだ3年生ですし、家庭学習なのでじっくり取り組んでいこうと思います。
小さなプライドがずたずた
いままでたいした苦労をせず国語の問題を解いてきた娘にとって、問題文で指されている文章の意味がわからないというのは初めてに近い経験です。
そして「比喩表現を抜き出しなさい」という問題も。比喩もよくわからないし、答えを聞いてもピンとこない。なんだこりゃというのが、娘の気持ちなのだと思います。
国語は正解が1つではない「かも」
引用元:高樹のぶ子「マイマイ新子」(マガジンハウス刊)【Z会 3年生中学受験コース 4月号】
花をつむ=楽しい
設問の答えに該当する感情が理解できないようです。娘の言い分は「花をつんでしまうと、来年は咲かないかもしれない、それは悲しいこと。だから花をつむと楽しいと決めつけるのは、おかしいじゃないか」というものでした。
いやいや文章全体を読めば、ここで作問者が聞きたいことがわかるでしょうよ。と私は思いますが、娘の気持ちも理解できます。もう少し高学年になれば、テストとして求められている答えがわかるのかな。
じっくり取り組んでいこう
国語は先生が映像で解説をされているのを聞いても、娘は簡単に納得しません。算数とちがって、国語は自分で答えを見つけなければ納得しないのかもしれません。
しばらくの間は、ゆっくりじっくり取り組んでみようと思います。
勉強をしていて、悔しくて泣いている娘を初めて見ました。私に叱られて、私に腹を立てて、私にぶつけてくる悔しさではなく、解けなかったことに対して泣いていました。
Z会の問題作成者に怒っていたのかもしれませんし、Z会の国語は考えれば解けると思っていたのになぜ解けないのか、と思ったのかもしれません。
娘の気持ちはわかりませんが、今月は国語で2回泣いていました(まだ4回目)。論説文がはじまるとまた大変なことになるでしょうし、少しずつがんばってもらうことにします。