お手上げだった国語の問題が解けた!
Z会3年生中学受験コースの国語に苦しんでいた娘も、少しだけコツをつかんだようです。
3年生になって、文章量が増えた、物語の雰囲気がかわったのは確かですが、なぜ娘がそんなにつまずいていたのか。私自身も、ようやく理由がわかったような気がしています。
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娘を観察してみる
娘に国語のテキストを渡し、読んでいる様子を観察してどこでつまずくか確認してみました。
全体の文章量がどうとかというより、長い文章が句点なしにつらつら続いていくことを苦手としているようです。その間によくわからない言葉が含まれていると、もうダメ。思考ストップです。
今はまだ3年生で、ひらがな表記も多いですし、句点が少ない文章だと余計に意味不明になりがちなのかもしれません。
文節ごとに区切らせてみる
学生時代に、いつかどこかで習ったことがある手法、文節ごとに区切りで線を入れながら読む方法をやらせてみました。
これを文節といっていいのか私にはわかりませんが、娘は助詞や言葉の区切りごとに、線を入れて読んでいるようです(横線だらけ)。
線で区切りながら読むと、不思議なくらいじっくり文章を読むようです。問題文に出ている(線の部分)の文章で、意味がわからない所があれば、その部分を鉛筆でうすく塗らせてみました。
娘がよくわからない部分はたいてい修飾語です。薄く鉛筆でぬって消した上で文章を読むと、意味がわかるようでうれしそうにしていました。
ちなみに最初は薄くぬらず、カッコをつけさせてみましたが、余計にわけがわからなくなったようですぐやめました。
物語を理解する
まずはざっと読んで、主人公は誰か、他に出てくるのは誰か、登場人物に丸をつけさせました。そして
- 読みながら文節ごとに区切る。
- 問題に問われている文で意味がわからない言葉があれば、鉛筆でうすく消してみる。
- どうにも意味がわからないときは、主語と述語だけさがして読む。
ここまでやっておけば、わからない言葉があっても文章全体を理解することができるようです。「諦めなければ、物語は絶対に読める」ということを娘にすりこむ必要を感じています。
文章さえ読めれば、問題は解ける
昨日はぜんぜん解けなかった、Z会 3年生中学受験コース4月号国語の添削問題も、読み方を変えれば話を理解することができました。
話の意味さえ理解できれば、答えを探すのは簡単です。娘も喜んでやっていました。
3年生の今は、問題文さえ読めれば問題が解けるレベルの問題です。Z会+αをしつつ、読解力を鍛えていきたいと思います。
算数に時間がかかるタイプの子なので、4年生のうちに、国語は4科目の中で一番安心できるというレベルにもっていきたいです。