親子で考え方が分かれはじめた
私は何事においても、王道に行きたい派です。長いものに喜んで巻かれます。みんなと同じだと安心する典型的なタイプです。
この本を読んで、王道に進まなくてもいいと頭では理解できたものの、いざとなると勇気がでません。
- 3年生の2月から新小4生として通塾スタート
- 首都圏で名前が売れている大手塾の中から選ぶ
何だかんだ言って、この考えをくずしたくはなかったのに。娘と私の考え方は、日に日に離れていきます。
4年生は通塾したくない、自宅で勉強したい
習いごとを減らしたくないというのもありますが、どうも通塾が面倒くさいみたいです。中学受験は本人が言い出したことなので、勉強はやる気です。それでも4年生から塾へ週に2回も行くのがいやだ、というのが本心のようです。
- 塾と同じ授業をwebで受講する
- 週に1回、塾へ週テストを受けに行く
- 5週に1回、組み分けテストを受けに行く
四谷大塚の進学くらぶの存在を話すと、「いいねー!4年生はそこにしよっか」と即答でした。幼稚園のころからお世話になっているZ会をあっさり捨てようとしています。
進学くらぶだって決して簡単な道のりじゃないはず。どさくさまぎれに、無理難題を言っておきました。
たとえ大手塾へ行っても不安が残る
塾・家庭学習関係なく、この先の受験勉強で私が一番不安に感じているのは、5年生の算数です。噂に聞く「比と割合」だけじゃなく、出てくる項目すべてに親子でお手上げしてしまいそうです。
娘は頭の中に疑問がわくと、それを解消しなければ次へ進めない(疑問符でいっぱいになり、まるで話が入ってこない)子です。
たとえ少人数制(5~10人)のクラスで教わっても、同じことでしょう。よほど相性がいい先生に会わない限り、パニックになっている娘が目に浮かびます。大手塾に通わせながら個別指導を併用されている方の中には、娘のようなお子さんがいるのかもしれません。
ということは、松永暢史さんが言っているとおり5年までは大手塾に入れず、別の方法で力をつける方法を模索するのが得策なのかなという気持ちもあります。
教育産業に我が子を任せる最適なタイミングは?
受験直前までに必要なのは、第五章でご紹介する「基礎学力」のみである、ということ。受験の対処法をプロから授けてもらうのは、基礎学力をつけたあとで十分なのです。(中略)我が子の教育をプロに任せるタイミング。その答えは、漢字の読み書きやテキストを読んで理解する力、算数の暗算力や演算力、論理思考や図形認識といった基礎学力が十分ついてからというのが「正解」ということになります。
引用元:「できるだけ塾に通わずに受験に勝つ方法」松永暢史
何よりも一番心配なのは私の学力
学生時代まじめに勉強をすればよかった、と心から反省しています。将来のわが子がこういう子だと知っていれば、私も少しは態度を改めたのに…と言い訳したい気分です。
この先、算数だけでなく理科でも確実につまずくであろう娘を想定して、私が娘より一足先に、予習ナビを利用して受験勉強しようかとも思います。
私が娘を教えるのではなく(それだけはごめん)、娘のことを客観的にみた上で適切な指導を受けさせるためです。
自分にも教えられる知識がある状態で、通信教育や個別指導などで受験に必要な基礎学力をつけさせる。これなら、新4年生で大手塾にいれないリスクを最小限に抑えられる気がします。
5年生からどうするかは、4年生の成績を見ながら考えればいいかな。現実逃避をしつつ、まわりに相談しながらゆっくり考えてみます。