早稲田大学 政経学部入試は数学が全員必須に!

つぶやき

英語は民間試験活用・数学は全員必須

目先の中学入試のことばかり考えていたはずの私ですが、大学入試改革の話が少しずつ耳に入るようになっています。やっと自分事として考えられるようになりました。

今朝の日経新聞に、早稲田大学 政経学部学部長の記事が大きく出ていたので、思わず読み込んでしまいました。

早大政経学部の入試は、数学が全員必須になるということは、すでに公式HPで発表されていたそうです。今朝の新聞記事は、その意図するところなどを詳しく寄稿されていたものでした。

【早稲田大学公式HP】2021 年度 政治経済学部 一般入試改革 2018.5.30

早稲田大学政経学部といえば

私立大のトップで数学必須化になったということは、じわじわ時間をかけて全大学・全学部に影響を及ぼすのかな…ということは、素人でも想像ができます。

とはいえ、 ビジネスジャーナルの大学通信の安田常務のお話を読む限りは、2022年中学入試、2028年大学入試の娘世代はまだ一部の学部だけの話かなと思いました。

大学、二の足を踏む理由

「文科省の方針に沿った改革ですし、これからどんな分野でも数学の素養は必要になってくるので、文系学部でも入試で数学を課したいというのは、どの大学も考えていると思います。かつて他の私大で文系学部の入試で数学を課したことがありますが、やはり志願者数が減ってしまった。それを考えると、二の足を踏んでしまう大学が多いのではないでしょうか。」

引用元:ビジネスジャーナル 2018.6.23

早稲田大学、政経学部の入試で数学必須化の衝撃…他の私大文系学部で追随の動きか

数学が大切というよりも

新聞の見出しには大きく「入学後に必要な能力 測る」と出ていたのですが、早稲田大学 政経学部で数学を必須にしたのは、高校での受験指導法に意義ありなのかな、と感じました。

あくまでも日経新聞を読んだイチ主婦の感想です。少し記事を引用してみます。

本来、抑圧なく健全な高校生活を送りながら思考力を高め、自分自身で様々な問題の解決策を考えてきた生徒ならば、誰でもグローバルリーダーに成長する素質を十分に蓄積できるはずである。

(中略)

政治経済学部の教育に魅力を感じ、ここで学びグローバルリーダーとなって世界に貢献したいと考える受験生が、この新しい入試にチャレンジしてくれることを心待ちにしている

引用元:日経新聞 2018.6.25「早大・政経学部の入試改革」早稲田大学 須賀晃一 学部長

私立文系型の受験指導である、効率的に特定科目を長時間勉強する方法が、政経学部の特徴と照らし合わせると必ずしも適切でないと出ていました。

大学受験を目的化しないように、というメッセージが込められているそうです。

私が人事部長なら、早大・政経学部の学生を取る!

須賀学部長さんの記事を読んでいると、私が人事部長なら早大・政経学部というだけで重役面接までスルーさせてしまいそうです。

受験生が減るか、志の高い入試で優秀な受験生が集まるか、どちらに転ぶかと日経新聞には出ています。どちらに転んでも、18歳の時点で優秀な人材であることは間違いありません。

すごいなあと、ただただ感心してしまいました。

娘が早大・政経学部を目指すなんて、中学受験で桜蔭学園を目指すよりありえない話だと思いますが、算数・数学嫌いにだけはさせないように心掛けていきたいです。

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準子
今の時代に生まれてこなくてよかった、としみじみ思っています。AIとも共存しないといけませんし、今の子たちは大変ですね。

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