すっとこどっこいな凡ミスを何とかしてくれ!
ケアレスミスなんて素敵な名前で呼ぶのも申し訳なくなる、まぬけなミスを何とかしてほしいと常に願っています。
よそのお子様ならつい吹き出して「かわいいですね」と言ってしまうと思いますが、この手のミスが多すぎるわが子には、大らかになれません。
個人的には、簡単な計算ミスはケアレスミスの基本でしょうし、ある程度は仕方がないと思っています。だから計算ミスに対しては少しだけ広い心で見守ってやれます。
先日行ってきた講演会で、主催されていた浜学園の先生が【テストのたびに、なぜこんなミスをしたのかメモに残して反省していた小3親子の話】をしてくださいました。
お母さまのコメントはどれも「わかりますよーー!」とお母さまの手をとりたくなるくらい共感したことを覚えています。
反省・分析をしつづけた結果、お子さんがそういうミスをしなくなって成績が安定したという話だったので、うちもやってみようと思いました。
自己分析シートを作ってみた
今は算数塾に入塾したばかりです。2年生の問題をどっさり解いたものが、どーんと採点されて返ってきました。
2年生の標準問題なので、解けない問題は少ないはずです。にも関わらずあのミスの量はなんなんだ!今こそ反省すべきタイミングだと、1問ずつ振り返ってミスの分析をしてみることにしました。
- 問題を(読み・見)まちがえた
- 解き忘れた
- 計算ミス
- なんでこんな事しちゃったの?
- その他
最初は聞き取りながら私が書いていましたが、途中から本人が進んでやりはじめました。
自分のミスに笑っている
- 問題を(読み・見)まちがえた 27%
- 解き忘れた 11%
- 計算ミス 15%
- なんでこんな事しちゃったの? 25%
- その他 22%(解き方そのものをまちがえている)
私から見れば計算ミスだったものが、本人からすると「見まちがえ」だったものも多かったです(8×8=16と答えるような感じ)。
なんでこんな事しちゃったの?と自分で思うミスが多すぎます。
本人が笑っているのですから、私もついつい一緒に笑ってしまいますが、「ちゃんと解け!」と言いたくなります。解き忘れ(途中でやめて次の問題へ行っている)も多すぎる…はあ。
とりあえず、可視化したことで娘の中に危機感を植え付けることはできたようです。ほんのちょっぴりの危機感だと思いますが、0か1かは大きいと信じます。
ミスの自己分析は続けるらしい
2年生の復習テキストが終わったので、今はみんなと同じ3年生のテキストを使っています。間違えた問題を振り返ることは、けっこう楽しい作業らしいです。
もしかすると「まちがえた言い訳」として使っていて、解きなおしをしながら自分をなぐさめているのかもしれません。
テストのたびにやればいいと思っていましたが、本人が楽しんでいるので少しつづけようと思います。本人が飽きたら、私がかわって半年はつづけてみたいです。