嫌がられない量と時間をまちがえていた
算数の塾へ入ったことは、勉強のペースを見直すいいきっかけになりました。
半分、偶然ではありましたが、漢字の先取り学習のペースを落としています。これが記憶の定着もいい感じで、学習時間も1日5分~10分程度と負担になりません。
算数の塾を探していたときに、体験授業で行った先で聞いた「本人がラクに超えられるハードルを用意することが大事」は、こういうことなのかもしれないと思っています。
娘にとってベストな漢字の覚え方のコツというのか、よい学習ペースがようやく見つけられた気がします。
今の漢字学習ペース
漢字の学習の方法は大きく変えていません。基本はこのドリルと本を使っています(今は4年生の上巻)。
【1日目】ドリルの新出漢字6文字を、本で1冊ずつ音読・指でなぞって書き順を確認しながら『読み』を中心に覚える。鉛筆で『書く』のは1回だけ。
【2日目】覚えた6文字を3回書いてみて、『読み』を覚えているかドリルで確認。
【3日目】覚えた6文字を、『書き』を中心にドリルで確認。
基本はこれが1セットです。このドリルは、新しく覚えた6文字と昨日覚えた6文字をセットで学習するペースですが、12文字が登場するのは負担が大きいようです。
やったばかりの漢字を覚えていないと親子でイライラします。3日かけて6文字を覚えると、しっかり記憶できるようです。
定期的に復習
このドリルのいい所は、(ドリルでいうところの)2日目か3日目のあとに復習テストが入るところです。1日6個ずつ学習していくので、新出漢字が12個(2日目)か18個(3日目)が終わったタイミングで、まとめテストが入ります。
まとめテストも、以前のように1日2ページ(B5×2)なんてやらせず、1日1ページと割り切ってゆっくり定着するまでやっています。
今のペースでは目標としていた3年生の間に6年生までの漢字を終わらせるのは100%無理ですが、定着率が良くなったので、親子のストレスがたまりません。
漢字の学習時間が短いというのも、お互いにとってメリットが大きいです。最近はお風呂上りにささっとやる感じです。
今が娘にとって適切な学習ペースなんだなと思えるようになりました。A3コピー機は相変わらず大活躍しています。
暗記のペースは人によってちがう
新4年生で4科目の集団塾へ入れると、塾主導になるので自分のペースでは勉強がしづらくなります。
もちろんメリットは絶大で、すばらしい授業やテスト、競い合えるお友だちなど環境が整うことは大きいです。
ただ、習い事が好き(週4日)、早寝型、人と競いあうことが苦手、超マイペースの娘は、やっぱり本人のペースで勉強をやらせたほうがいいのかな思います。
気持ちはグラグラ揺れっぱなしですが、この本で著者の松永さんが書かれている「こういう子は集団塾に不向き」というのに娘がピッタリ当てはまるので、慎重に考えていきたいです。
リスクを最大限に減らしつつ、娘が楽しんで勉強ができる(わが家としてベストな)方法をしばらくは模索してみます。