母をパシリに使う3年生
娘はまだ3年生です。ここ最近の私は、先輩ブロガーさんの学校見学会ブログを読んだだけで、すっかり満足していました。今年は春の説明会はもういいや、秋の文化祭だけ少し顔を出してみようと思っていたのに。
「お母さん、ここ見に行ってきてほしい」
制服一覧をぱらぱらめくりながら、いま一番気に入っている制服だという中学を指しています。
娘はごにょごにょ言っていましたが、ようはお父さんと自分が文化祭へ行く前に、先に偵察をしてきてくれという話です。
たしかにその方が効率的とはいえ、娘からそれを提案されるとなぜかムッとします。
母をパシリに使うなんて、いい根性しているじゃないか!しかもこの学校、相当がんばらないと入れない中学校なんだから!わかってるのー?
ブーブー言いながらも、説明会がある日に動けるのは家族で私だけだったので行ってきました。
私立の中高一貫校へ初訪問
私は公立育ちです。高校受験のときに、私立高校へ入ったことがありますが中高一貫校は初めてです。
ただでさえでも私立校への免疫がない私は、校門の前に立っただけでその存在に圧倒されてしまいました。
校内にシャンデリアがあるわけでもなく、厳かなチャペルがあるわけでもなく、おそらくデザインとしては普通の学校なのだと思います。
それでも建物の造りが公立の学校とはぜんぜんちがうことはわかります。私立ってすごい。根がミーハーな私は、もう気分が上がりまくりです。
学校説明会とはどういうものなのか
説明会の流れというのは、予習していた通りでした。校長先生、広報担当者の方のお話、生徒さんのお話など。基本的にはどちらの学校でも同じようなものだと思います。
ここはどういう学校なのか(基本的な教育方針)はあらかじめ知っていたこともあってか、特に何かピピピときた所はありません。
皆さんが学校説明会に行っていろんな感想を残されていますが、私は特に何もありませんでした。
淡々とした気持ちで「すごい学校だったなあ」「そりゃ、こんな教育を受ければ、賢くなっちゃうよなあ」「ここなら6年間、絶対に楽しい学校生活だろうなあ」という気持ちが残りました。
まだ1校目だからか、ネガティブな気持ちをもつ感覚がわかりません。よその学校にもいって比べてみようと思います。
子どもには、親の学歴を超えてほしい
今回説明会へ行ったこちらの学校に娘が入り、6年間がんばってくれれば、親の最終学歴(偏差値)を娘が超えてくれる可能性が出てくるようです。
もしそうなれば、私たち夫婦にとっては何よりもうれしいことです。喜んで学費を稼ぎます。
学校説明会へ行く前は、「ここは難関校だし無理だって」と諦めモードでしたが(娘よ、ごめん)、広報担当者の方のお話を聞くと、少し気持ちが明るくなってきました。
「過去問で8割を目指してください」
「過去問で80%がとれれば、当日は(緊張もあるでしょうから)そのまた8割が取れたとして64%は取れますので合格されます」
広報担当者の方の、ごもっともなお話に納得してしまいました。
過去問で8割も取るなんて、相当むずかしい話だろうと思います。
それでも似たような話を塾の先生にも聞いたことがあります。倍率うんぬんよりも、結局は自分が何点が取れるかというお話なのだろうと思います。
6年生になってもこの学校を娘が望んでいたら、過去問対策をしっかりしてチャレンジさせてみたいです。