やる気がでない気持ちはわかる
今、私自身が細々と資格試験の勉強をしています。新しいことを学ぶのは、楽しいと感じることもありますが、基本的には面倒で辛いものだと実感しています。
「けっこう勉強したよな~」と思って時計をみても、30分しかたっていなかったり…。ただでさえでも、専門用語だらけなので、テキストを読んでいるとすぐ眠くなる始末です。
だから、やる気がない・すぐダラダラしてしまう小学生の気持ちは、嫌というほど理解できます。
ダラダラする原因を考えてみる
- 本当に体調が悪い
- ただ、やる気がでない
- 勉強がわからないから、向き合いたくない
娘がやる気を見せないときは、この中のどれかにあてはまります。40を過ぎたいい大人である私も同じです。
- ただ、やる気がでないから(②)テレビを見てしまう。
- 勉強がわからないから、向き合いたくなくて(③)ネットサーフィンに逃げてしまう。
②か③、どっちの理由なのかを見極めるのは大事なことだな、とわが身を振り返って思います。どちらか見極めてそれに応じて対策をとる必要があるからです。
今の娘は②がメインです。
娘も高学年になったら嫌でも③が出てくるでしょう。「わからない事に向き合わせる」のは相当辛いことだろうと思うので、できる限り③に陥る前に救い上げておきたいです。
どうやって乗り越えるか
②のただ、やる気がでないというのは、今のところは少し寄り添えば解決することが多いです。小学生の間はたとえ受験生の6年生であっても、娘はそうなのかなと思ったりします。
有名な佐藤ママさんの本は、2冊ほどサラっと読んでみましたが、私にはとてもマネできそうにないと感じています。別世界の人のようです。
それでも、子どもに寄り添う考え方、そのものは共感しています。
娘がダラダラしているときは、いつもなら1人でやらせている宿題を、机の横に私もすわって問題文を読み上げたりします。
「この計算を解きましょう。はい、筆算だよ。1番。3569ひく2598は?はい、どうぞ」という具合です。
そのうち「もう読まなくていい」と、娘にうっとうしそうな声で言われ(よし!)一人でやりはじめます。
やっぱりちょっと辛いときは、横にいてほしいのかなと思います。
毎日のリズムが崩れるとつらい
どなたか忘れましたが、教育者の方の講演会に行ったときに聞いた話です。
「長期休暇中などは特に、『いつも勉強をがんばっているから、1日や2日くらい(勉強を)休んでリフレッシュさせればいいじゃないか』と言ってしまうか方がいるかもしれませんが、それは大人側の理屈です。一度リズムが崩れると、立て直すのに時間も労力もかかるのが子どもなんです。どうせやらなければいけないのですから、365日勉強させたほうが子どもにとってはラクなのは間違いありません」
最近は確かにその通りだな、と思います。毎日5分~10分やっている漢字の勉強も、2日飛ばしてしまうとリズムを立て直すのがつらいようです。
これから夏休みに入って、旅行→帰省と長期間自宅を離れる予定ですが、最低限度の勉強だけでも親子でつづけたいと思っています。