漢字の勉強は、つきっきりに戻ろう

低学年の日々

漢字学習は悩みがつきない

振り返ってみると、この1年間で一番私が労力(時間)を費やしたのは漢字学習です。算数の印象が強すぎて存在を忘れがちですが、冷静に考えると漢字でした。

たぶん、私自身が小・中・高と漢字にそこまで苦労をした経験がないから、覚えが悪い娘のことが理解できなかったのだと思います。

熟語に「音+訓よみ」「訓+音よみ」は、ほとんどない

夫は娘の勉強について、基本的にノータッチの姿勢です。娘を溺愛しすぎていて、勉強を教えることで嫌われたくないのです。

この、おいしい所だけを持っていく彼の育児姿勢に腹がたつこともありますが、時折、冷静な意見をくれるので助かることもあります。

彼が言いました。

「熟語というのは、【音+音よみ】か【訓+訓よみ】が中心であることを、あの子は理解できていない。今までに隣で何度か言ったことがあるけど、結局わかってないんだと思う。しばらくつきっきりで、こっちが言葉で補足しながら教えないとあかんわ」

娘はパッと見て読めない漢字だと、適当に自分が知っている読みをあてはめる所があります。

それは【音+訓よみ】だったり【訓+音よみ】だったりすることが多く、隣で私が頭を抱えることが多いのです。

こういうことを考えたことがなかった

私は学生時代に漢字で苦労しなかったほうですが、音+訓よみとか、言葉の意味とか考えて漢字を書いていた記憶がありません。

何となくで直感で解いていたように思います。昭和の学習方法(ノートに同じ漢字をたくさん書く)も、あっていたのかもしれません。

どうやら夫が理屈型(?)だったらしく、音よみ訓よみを考えて熟語の「読み」を導き出したりしていたようです。何回も同じ漢字を書くことも、本当に嫌だったと言っていました。

娘も何度も書く練習を極端に嫌がります。漢字の形を覚えるのは人並みのスピードになりましたが、どうにもこうにも応用力がありません。

熟語には意味がある

これも私が口を酸っぱくして、自分でもしつこいと思うくらい言っていますが、熟語には意味があることも、いい加減、理解してほしいところです。

熟語の意味を考えれば(思い出せば)「その漢字が入るわけないよね?」ということがわかるからです。

言葉の意味を知らなければ、漢字が思い出せなくても仕方がないのかなと思います。

つきっきりで、ヒントを出す

サピックスの入室テストで、漢字が予想外にできていなかったことは、娘も危機感を感じたようです。

本人がその気になっているうちに、一緒にやり直そうと本腰を入れて3週間ほどが経ちました。

これまでに使ってきたドリルの、総合問題を中心に1日見開き1ページずつ復習をしています。

今まで基本的には一人で解かせて、答え合わせは一緒にやるスタンスでしたが、最初っからつきっきりで見て、解けない問題がでたとき、ヒントを与えて考えさせるようにしました。

音よみ・訓よみ、今はどちらを導きだす必要があるのか、どういう意味の言葉なのか、隣で私が言うことでだいぶ正解にたどりつけるようになった気がします。

年明けから、漢字の先取りを再開できるようにしたいです。

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準子
クリスマスプレゼントに悩んでいる娘に、JR山手線の広告に出ていたPanasonicのナノケア新型ドライヤーをイチオシしてみたところ、ドライヤーは欲しいけどクリスマスにはちょっと…と嫌がられました。残念。

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