学校の算数が山場を迎えていた
最近は娘が小学校で何を習っているのか、あまり把握していませんでした。気づけば少数と分数の単元も終わっていたようで、少数と分数が混ざった計算のプリントを持ち帰ってきました。
何とか小学3年生の算数山場はクリアできているようで、ほっとしています。
3年生までの成績は、どんぐりの背くらべ
幼児教育の先生や先輩ママさんにも話を聞いたことがあります。小学3年生までは成績の差がつきにくいということ。
4年生以降、ぐんと成績の差が開くそうです。娘が通う塾の先生も「6年生にもなれば、同じクラスにいても、算数で10年分の学力差が開いても何ら不思議ではない」と言っていました。
上位は高校レベル、下位は低学年レベルという話です。なるほどと思いつつも、背中がヒヤッとしたことを覚えています。
算数は少人数制で学んでいく
娘の小学校でも、算数は少人数制のクラスに分かれて学習しています。
娘から報告があるときしか把握をしていませんが、授業時間の全部を使うようなテストがあったあとで、算数のクラス分けがあるそうです。
ちなみに先生も毎回コロコロ変わるようで、娘にもお気に入りの先生がいます。先生によって全然教え方がちがうのは、なんだかおもしろいなと思います。
学校の先生はみんな淡々と教えてくれる感じだと思っていたら、先生によって「なぜそうやるのか」を掘り下げてくれる授業などあるそうで、意見を出し合うのが楽しいと言っていました。
子どもたちが問題を作成
娘が持ち帰ったプリントを見ていると、子どもの文字で問題が書かれたプリントが出てきました。各自が問題を考えて、先生がピックアップしてそれを配ってくれたそうです。
娘が持ち帰ってきた、少数と分数が混ざっていたプリントはこれでした。教科書をみても、まだ少数と分数が混在する計算はでていないようでした。
「この問題、むずかしいから解いてみて」と言われて見てみると、とてもいい問題でした。
うっかり私もひっかかってしまい、文章につられて遠回りの計算をしてしまいました。少数、分数、あれこれ前提条件が書かれていて、問題文のとおりに解くと時間がかかりますが、全体を読んで冷静に考えれば2年生の知識で解ける問題です。
この問題を作った子は、私もよく知っている男の子だったこともあって、感心してしまいました。
1年前は分数に拒絶反応を示していた
振り返ってみると、1年前の娘は分数が理解できず、その原因も「漢字の一(イチ)がついているから意味がわからない」という、もしもし?と言いたくなるものでした。
あの娘が少数にあっさりなじんだのは、塾へ行きだしたことで算数の学習量が増えたからだと思います。
うちの娘は学校、学校の宿題、Z会だけではダメでした。たぶん少なく見積もっても人の1.5倍くらいは基礎問題を解かないと、身につかないタイプだったのでしょう。
公文をやらせておけばよかったな、と今さら考えても仕方がないことが頭をよぎる今日この頃です。