中学受験生は、正月休みに勉強するかしないか

つれづれ話

三が日は勉強するもの?

毎日の勉強に、正月休みはあるか否か。受験直前の6年生は別としても、5年生以下はどうなんだろう。

「そんなこと自分で(親が)考えなさいよ」という内容ゆえに、誰に相談するわけにもいかず、年末はうだうだ考えたりしました。

結局私は新4年生である現3年生の娘に、「正月三が日は勉強しなくていいんじゃない?」と言ってしまい、娘は休む計画を立てました。

それが家族のスケジュールが変更になり、元旦から勉強をすることになったのです。

1日あたりの勉強量が増えるのがイヤ

娘はコツコツ型です。宿題を一気にまとめてやると、量が多くなるのがイヤだというのが一番の理由らしく、自分で決めた量をコツコツをやっています。

もちろん、運動会などの学校行事や家族旅行など、勉強をしたくない日は、自分で予めその分を考慮した計画をたてる几帳面なタイプです。

今年は私が言ったとおり、三が日は勉強を休むという計画を立てたものの、家の都合でスケジュールがかわりました。正月の三日間を休んでしまうと、後がかなりきつくなるスケジュールです。

考えた娘は、三が日はいつも通りに過ごすほうを選びました。あくまでも、一日の量を増やしたくないというのが一番のようです。

正月から勉強をしている姿

そんなわけで、娘は元日の朝からいつも通りにやっていました。

私は正月早々に勉強をしている娘を見ると、もっと気の毒な気持ちになるのかと思っていました。それが特になんとも思わなかったのです。ちょっと自分でも意外なくらいです。

うまくいえませんが、もっと罪悪感を感じると思っていたのです。正月に勉強させているなんて!という感じの罪悪感です。

今回は娘が自分の意思でやっていることで、私がやらせているわけじゃないと責任転嫁しているのかもしれません。

もちろんこれが実家で祖父母と一緒だったら、何らかのお小言に近い同情の声が聞こえた気がしますが、東京の自宅だったので、夫も何も言いませんでした(彼は寝ていて気付いていない)。

正月といっても晴着を着るわけでもなく、おせち料理を食べる程度の生活です。いつもより遅く起きましたが、いつも通りの朝勉強でした。

せめて正月くらい気分よく勉強させようと、褒め褒め作戦を私が実施していたことで、娘は「私ってすごい!!」と言いながら解いていた2019年の勉強はじめでした。

 

花まる学習会 高濱先生のおっしゃる通りかも

「囲碁」を習うことで、算数力(センス)が高まる

2018.03.01

花まる学習会 高濱先生の↑講演会↑で聞いたことがあります。

毎日、勉強ばかりしていたら息が詰まるだろうから、たまには気晴らしをさせようと、親が無理に勉強を休ませるのは間違っている。子どもにとっては、毎日あたりまえのことをやっているだけで、ペースを乱されるほうがつらい。何日も休むと習慣を戻すほうが大変なんですよ。

というような話があったように記憶しています。

聞いたときは「そんなものなのか~」と思いましたが、今年の三が日に平然とやっていた娘を見ると、おっしゃる通りかもしれないなと感じています。

子どもにとっては、(短時間とはいえ)毎日こなしている勉強は習慣であって、そこまで辛いものじゃないのかもしれません。

勉強=かわいそうだと思ってしまうのは、私自身の課題です。今後は本人に任せることにします。来年は4年生ですし、自分で適当にやってくれるかな。

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