基本+αの見極めがむずかしい
四谷大塚の進学くらぶ生として新4年生をはじめて3週目です。「かけ算とわり算(文章問題)」「角の大きさと性質」と進んで、今週は「計算のきまりと順序」を学んでいます。
四谷大塚は基本から応用まで、テキストごとに問題が分かれています。
- 基本(予習シリーズ、基本・演習問題集)
- 練習(予習シリーズ、演習問題集)
- 応用(予習シリーズ、応用・演習問題集)
カッコ内は四谷大塚で使っているテキスト名です。
うちは新4年生をAコースでスタートしたので、基本をしっかり学ばないといけない立場です。
基本・演習問題集(ピンク)は、算数や数学を大の苦手としている私でも、解説を見ずに解けるレベルの問題なので大好きです。
残念なことに四谷大塚のメインテキストである予習シリーズ(青)は、基本・演習問題集(ピンク)よりもっと奥深くまで学習することになっています。
だからAコースのわが家でも、学習のメインは②練習にあたる部分になります。
この②練習レベルの問題が広範囲にあるので、どの問題までやらせるかすごく悩んでしまいます。
特に演習問題集(水色)が悩みどころです。もう少し先を目指してみようかと思ったり、ここから先は今の娘には無理でしょうと思ったり。
できない問題は飛ばす
今は本人が「理解できた」といっても、翌日にまた解けなかった問題は深追いせずに飛ばしています。
不思議なもので、応用問題に近そうな問題をあっさり解いても、「あれ?」という意外な問題で、うんうんうなっていたりします。
先週のテーマだった「角の大きさと性質」で苦戦していた問題でも、今週やるとスイスイ解いていました。完璧とは言いづらいですが「錯角」もある程度は克服したようです。
娘は何事においても、脳内で熟成させる時間が必要で、そうしないと使いこなせないのかもしれません。
何が正解かはまだわかりませんが、応用と書いてあるページは予習シリーズ(青)も演習問題集(水色)でも、今は置いておくことにします。
解ける問題を落とさなかったら
先週、第2回の週テストは計算・文章問題・角度が出題範囲でした。
解ける問題でミスをしなかった娘は、塾のテストで史上最高点(本人比)をだし親を驚かせました。
夫なんて、200点満点のテストだとしばらく思っていたほどです。そうです、どれだけ今までの点数がアレだったんだというお話です。
初めて見た高得点・高偏差値(大事なことなのでもう一度。あくまでも本人比)を前に、娘も私もおお盛り上がりでした。
Aコース内での成績だということを都合よく忘れて、うちの子は算数が得意になったのかもしれない、なんていう鼻息の荒い妄想が3秒ほど広がったくらいうれしかったです。
テストで点数を取るということ
今回は娘にとって、よい成功体験になりました。
今回の週テストは今までと何がちがったのか、くどくど説明しました。
- 計算ミスをしなかった
- 回答用紙に写しまちがえをしなかった
- テスト中に落ちついて解いた
こうやって書きだしてみると、なんと次元の低いお話でしょうか。でもそれが今の娘なのです。
- テストで点数が取れている
- 本人が内容を理解している
この2つは、そこまで大きな相関関係はないのかもしれないという気がしてきました。
もちろん算数なので、テストで数字があっていないと不正解になります。そういう教科なので当然です。
そうではなく、算数の点数が悪い=内容を理解していないのでは?という気持ちになっていたのですが、そうではなかったのかもしれません。
直近の目標である3月の組み分けテストにおいても、解けない問題を解く努力をするよりも、とにかく確実に点を重ねていくほうが、手固いように思えてきました。
解ける問題を落とさない
あれ?この話をどこかで見かけたような…と思ったらこれでした。
「基本を確実に押さえてケアレスミスを防ぐことで取れる偏差値は、頑張っても50まで。」
黒木先生がそう言っていました。
今のわが家からすれば、算数の偏差値50なんてあったらお赤飯もの。バンバンザイです。
二月の勝者3巻に、基本問題を完璧にこなせば偏差値58までは上がるという話もありました。この時は娘が目も当てられない数字だったので、信じられませんでしたが、今なら理解することができます。
4年生のうちは基礎をがっちり固めて、Bコースの上位を目指すこと。
算数だけ通っている塾の先生が面談のときにおっしゃっていたことも、二月の勝者4巻を読んで、やっとやっとその本当の意味がわかってきました。
やっぱり次から次に新しい問題を解かせて消化不良にさせないよう、解ける問題はしっかり理解させて、基礎をしっかり固めていこうと思います。