新4年生 組み分けテスト1回目 四谷大塚

四谷大塚(進学くらぶ)

進学くらぶ生が初めて外でテストを受けた

自宅学習組の進学くらぶ生である娘は、組み分けテストを外部会場で受験することにしました。仲良しのお友だちが通っている四谷大塚の直営校舎です。

「じゃ、がんばってねー!」と別れる直前に、娘は涙目で私に腹痛を訴えてきました。トイレに籠城すること10分。

がさつな私は、娘の異変に気付いていませんでした。

どうやら娘は、人生で初めて勉強らしい勉強をしたことで、誰の期待も背負っていないのに1人で勝手にプレッシャーを感じてしまったようです。

「前みたいな点数になったらどうしよう」

「あの点数は、取ろうと思っても無理じゃないかな」

集合時間がせまっていて焦っていた私は、うっかり素で返してしまいました。

娘は涙目のままですが、お腹が治らなかったら途中棄権してもいいからと強引に送り出しました。いつ携帯に呼び出しの電話が入るかとドキドキしましたが、無事に4科目受けて帰ってきました。

Aコース残留決定

娘が最初に受けたテスト科目は、国語だったそうです。途中までお腹が痛かったのもあるけど、本当にわからなかったと言っていました。

娘の予言どおり、4科目の最低点数が国語という、私にとっては驚きの結果になりました。

算数200点満点、国語150点満点、理科・社会100点満点

うちは算数が壊滅的な子でありましたが、国語だけは人並みだったのです。

決して誇れる成績ではありませんが、平均点あたりには落ちつくだろうと気を抜いていただけに、まるで過去の算数ような目を疑う振り切った数字が出てきてびっくりしました。

慌てて答案用紙のほうを見て唖然としました。

「小学生の受験に絶対はない」という意味が、話のレベルがまるでちがいますが少しわかった気がします。

まったく文章が読めていませんでした。仮に体調が万全であったとしても、あの読み方では平均点より下回ったのは確実でしょう。

まさかまさかの展開でした。あー、まさか国語で。

算数も決してよくはないけれど

まだ平均点や偏差値などが出ていない状態なので、何ともいえませんが、算数はテスト問題と娘の答案をみているかぎり、今の娘なら実力相応だと思える点数でした。

「ちょっと、これは何なのー!」という計算ミス以前のお話で、点数をいくつも落としているのは相変わらずで、さすがに文句を言いたくなります。

でもそれは幅はあれど皆さんお互いさまでしょう。とりあえず前回よりはうんと良かったという事実が、私の心を落ち着かせてくれました。

あんなに勉強して前回と同じままだったら、私が家庭内で暴動をおこしていたかもしれません。

このまま応用問題には見向きもせず、徹底的に基礎を固めていきます。4年生の週テストは80点、組み分けテストは140点を取ることを目標にしていきます。

これからも新4年生がスタートしたときは、うーんとうーんとうーんと下からスタートしたことを、親子で決して忘れないでおきたいです。

私自身がこのことを忘れはじめたら、娘の算数の成績は急降下すると思います。自分で自分に戒めます。

理科と社会が悩ましい

一夜漬けでささっと覚えて、ちゃちゃっと答えてとりあえず最低限の点数をクリアする。

高校生のころの自分を、娘に当てはめようとしていた(できると信じていた)私に、鉄拳がとんできました。

あやふやな知識では、あやふやな答えしか出せず、失点していくことがよくよくわかりました。

器用な子ではないのですから、ちょちょっと勉強して点数を稼ぐなんて甘い夢は捨てることにします。めざせ平均点をスローガンにして、がんばります。

テキストを勉強して演習問題を解く(覚える)今のスタンダードっぽい勉強法は、娘にはまるで向いていないことがわかったので、ちょっと勉強のやり方そのものを変えてみます。

次回は4月27日(土)

それにしても、算数で稼いで国語が壊滅的になるなんて、夢にも思っていませんでした。

これで国語ではなく算数が最初の科目だったら、それこそ前回のように同じ世にもおそろしい数字を叩きだし、今度こそ親子で立ち直れなかったかもしれません。国語でよかったと思うことにします。

あとこれは、自分でも不思議なのですが、週テストの成績はすぐ知りたい(すぐ採点したい)のに、組み分けテストは何とも思わないのです。

昨日、自宅に帰っても自己採点をしたいと思いませんでした。

単純に自己採点するなら、私が自分で解くしかないので面倒くさかったからです。娘には算数だけでも早く採点してと頼まれたので、電卓でできる範囲だけすませて残りは明日のお楽しみだとかわしました。

だから国語がこんなにひどかったというのも、採点結果をみて知ったので衝撃が大きすぎました。

塾のバッグはどれにしよう(女子)

2018.07.06
補足
娘のリュックをごそごそしていると、解答・解説が配られていたことに気づきました。なんと親切な仕組み。次回からはちゃんと採点することにします。

週テストのほうが緊張する

いま、文章にして自分の気持ちがわかってきました。

算数の週テストの成績は、塾へ行かずに家で勉強をしている以上、私の監督責任を問われているように感じています。点数に一喜一憂しまくりです。

アホすぎるミスを見つけると、本気で罵倒したくなるのを必死で抑えて、やんわり厳重注意にとどめています。

その反面で組み分けテストは、一定の範囲を学習した皆さんと同じ土俵に立って受けるわけですから、私の責任ではない(娘自身の勝負)という感じがしているのだと思います。

自分でもおかしな感覚ですが、それが本心です。だからそこまで結果は気になりません。

それでもこれが通塾生であれば、今回の結果が、塾の「クラス」にも関係するでしょうし、子どもも周りの目を多少は気にするでしょうし、親がテストで一喜一憂するなというのは無理な話だと思います。

中学受験生の親って大変だな、と今さらながら気づくことができた組み分けテスト1回目でした。

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