試験前に失速するタイプ?
先週あたりから、何やらおかしな雰囲気を感じていました。
やる気がないそぶりをみせたり、中学受験をやめようかと言い出したり、私に八つ当たりしたり(←これはいつも)。そして組み分けテスト直前、総合週である今週にドカンと爆発です。
前回の組み分けテスト前と、まるで同じ状態になりました。
今ならわかります。
1か月半前の娘も「勉強を休みたい」と言っていましたが、本心は目の前にある「組み分けテストが嫌」なだけであって、「勉強そのものを休みたい」のが一番ではなかったということです。
そして組み分けテスト直前であった今週は、娘の精神状態が乱高下しまくりで大変でした。もちろん試験対策どころの話ではありません。とにかく落ちつかせることが最優先の課題です。
「ノー対策でいったほうが模試の結果がよかった」
なんていう、すばらしい成績のお子さんがいるブロガーさんの過去記事を思い出して、都合よく脳内変換しながら心を静めていたのが火曜日~木曜日あたりのこと。
試験前夜の昨日なんて、娘は2時間もメソメソしていました。2時間も、120分も、7200秒もメソメソしたり立ち直ったりウルウルしたりと。
テストが怖い
娘は極度のビビリです。幼少期からそうなので、生まれ持った性格だと言えそうです。
集団塾へ入らないのも、「自分だけ授業についていけなかったら怖い」ということが根本にあるのだと思います。
ネットであれこれ検索すると、娘に似ているお子さんの話はすぐに出てきました。悩んでいる人は一定数いそうです。
- 親がプレッシャーをかけない
- 自分に自信をもつ
- 勉強をする
大きく分けて、この3つが対策法として出ていました。
うまく言えないのですが、娘はまだその次元に達していないというか何というか。
とりあえず、2021年12月末(6年生の12月)までに、落ちついて試験を受けることを目標にしようと話しているところです。
組み分けテストは、よい成績をとるために受けるのではない。自分の実力を発揮する練習をするために受けるところ。
それを何度も娘に言いつづけた1週間でした。
わが家の4年生の目標は、Bクラスの上位に定着することでした。
変更します。
4年生の目標は、試験中にお腹が痛くならないこと。
同じ場所で受けつづけてみよう
前回の組み分けテストはスケジュールの都合上、第1回目とはちがう校舎で受けました。
第3回目の今回はどうするか。娘と話し合って、第2回目と同じ校舎へ行ってみることにしました。
最近行ったことがある場所のほうが、気持ちが落ちつきそうだということでした。
お友だちがいるほうが安心すると思いますが、直営校舎の生徒と外部生(進学くらぶ含め)は受ける教室がちがうらしく、会えることはないようです。
決めた場所で定点観測のように、たんたんと模試を受け続ける。
これを2年間つづけることで、ビビリの娘も少しは落ちついて試験が受けられるかもしれません。顔見知りのお友だちができますように。
学校の姿とちがう
たかが模試にここまでプレッシャーを感じる子なんて、娘を知る方は誰も信じてくれません。
娘は家と外の姿がまるで違う、典型的なタイプです。
6年生になったら、運動会で応援団長に立候補することを宣言したと聞きました。
安心できる場所さえ確保できれば、一人で伸び伸びと走っていけるタイプなのかもしれません。
ひょっとすると娘は大学付属校が合うのかもしれない。そういう話を、夫とするようになりました。
中学受験をさせると決めたとき、夫と私の中で『大学付属校』は『ナシ』でした。特に夫は、行かせるべきではないとまで、言い切っていました。
- 12歳で将来を決めてしまうのはリスクがある
- 18歳で大学受験を経験させたい
- 中学高校と勉強しなくなるかもしれない
夫が懸念していることは、娘にとってはメリットに転じる可能性があります。
- 自分で決めた目標なら、努力を惜しまない
- 安全な場所があれば、思い切ったチャレンジができる
- 大人が見張らなくても、サボることはない
ビビリだけど真面目な性格の子と大学付属校は、意外と相性がいい気がしてきました。
第3回組み分けテスト予想
前回と比べて、算数→国語↓理科↑社会↑こんな感じだと予想しています。
理科と社会は、どう考えても平均点は取れるでしょ!という仕上がりまで持って行ったつもりです(注:1週間前の娘なら)。
勉強からほぼ離れた1週間で、脳内から転がり落ちた知識で10点くらい下がったとしても、前回よりは上回れるはずです。
社会と理科で平均点を超せるようになれば、精神的に落ちつきはじめたと考えることにします。
Bコース内にとどまれると信じて送り出していますが、頼りにしている算数で注意力散漫なところが出まくったらAコースに戻る可能性が高いので、覚悟だけはしておきます。