【4年算数】約数と倍数をおうち夏期講習で先取り

4年算数

約数をじっくりやってよかった

うちは四谷大塚の進学くらぶ生(自宅学習組)です。

夏期講習だけでも四谷大塚の直営校舎へ行ってくれるといいのですが、拒否されて仕方なく自宅で夏期講習っぽくやっています。

復習は今までの問題を解きなおすことにして、8/31の組み分けテストに向けて、「約数」と「倍数」をしっかりやろうと思っています。

「約数」と「倍数」

なんてなつかしすぎる響きでしょうか。

ぼんやり思い出している場合ではありません。理解に時間がかかる娘には、ハードルが高そうな単元なのです。嫌な予感がします。

約数はカレーの具で

娘は算数で疑問をもつと先にすすめない子です。

私はそういう子ではなかったので、なんでなんでと娘に言い出されると困ってしまいます。教えられることに対し、疑問をもったことがないからです。

疑問をもつことは、いいことだと思います。

それでも、自分でとことん調べぬく・考え抜くタイプの子ならまだしも、娘は疑問をもつとかちこちに固まってしまう(思考がストップする)タイプなのが面倒くさいところ。

普段は週に1回習っている算数塾で、なんとか娘を導いてもらっていますが、今は夏休み中なので先生を頼ることができません。

「約数」は、桜井さんの教え方をそのまま使わせていただきました。数字を分解して、カレーの具に例えて教える方法です。これがまあ!わかりやすいこと!

桜井さんは中学受験界では超有名人ですが、桜井さんのすごいところは、わからない子の視点に立てるところだと思います。

順調に進んでいた分数の先取り

8月1日から少し長めの旅行へ出る予定をしていたので、その前に「約数」と「倍数」を終わらせる予定でした。

が、やっぱり間に合わず「倍数」は勉強せずに旅立ちました。

旅行中は、くもんの市販ドリルを2~3ページだけ進めていきました。

分母がちがう分数の足し算は、分母をあわせるための通分が必要です。ここで「倍数」が登場しました。

「倍数」やっていなかったので心配していましたが、意外にもすんなり理解してスイスイ進んでいきました。

おかしい、おかしい、なんでなんで星人の娘が、なぜこんなにスムーズに進んでいくのだろう。

少々あやしみながらも、とりあえずドリルを前に進めて東京へ戻ってきました。

3つの数の最小公倍数を求めるのが大変!

3つの数字の最小公倍数を求める問題が出てきて、急にドボンときました。

(18,24,36)

「なんでこの数字をそのままおろしてくるの?」

割れなかった数字をそのままおろしてくる、3つ以上の最小公倍数を求めるときに出てくる、例の手順にひっかかりました。

やっぱり恐れていたとおりでした。娘がすんなりクリアできるわけない単元です。

中学受験界のことはわかりませんが、ふつうの小学5年生にとっても、「約数」や「倍数」は理解しづらい単元なのだそうです。

ネットで検索しまくりましたが、求め方の『手順』はあれど、どう教えればいいかという理屈の部分は、なかなかヒットしませんでした。

もちろん私もわかりません。

けっこう難しい世界だった

Z会のページに、たぶんこの話を解説すべきなのだろうという話が出ていました。

公約数・公倍数の求め方

3つの場合も基本的には同じです。それぞれを素因数分解したあと、共通部分を取り出すのが「最大公約数」、足りないものをかけてあげるのが「最小公倍数」です。

引用元:小学生の保護者を応援するZ会の総合情報サイト さぽナビ 小田先生のさんすうお悩み相談室(3~6年生)

何度もいいますが、私は子どものころに算数・数学について深く考えたことがありません。

このページに書かれている内容を理解し、娘に説明するための資料をつくるのにけっこう時間がかかりました。

桜井さんの教え方とおりに「約数」を教えたので、「素因数分解」については娘も理解しています。

そこまでもう一度戻り、「約数」と「倍数」について数字を分解して、カレーの具にたとえながら、出てくる数字がどこを意味しているのか解説しました。

私の中では「完璧じゃないか!」という図解でしたが、娘は「なんとなく、わかった」という反応です。残念。

それでも、3つの数字の最小公倍数を求める手法を使うことには、抵抗がなくなったようです。

あんなに時間をかけて準備をしたのに、スッキリさせられなかったのか。という気持ちもありますが、予習シリーズの問題が解けているというだけで良しと思うことにします。

準子
著作権法にふれてしまいそうなので、桜井さんの教え方(カレーの具)についてぼんやりとしか書かなくてごめんなさい。

↑私は電子書籍で買ってしまったことを、後悔しまくっています。書店で立ち読みをして「わかりやすい」と思った方は、そのままレジへ向かわれることをおすすめします。

算数の下巻を一周しておきたい

予習シリーズのテキストは無理でも、基本・演習問題集だけでいいので算数の下巻を一周しておきたいです。

少しでも心に余裕をもたせた状態で、4年生の後半に入りたいです。

アップアップする日々はもう嫌だ!というのは親子で共通する気持ちなので、少しずつ先取りを進めていきたいと思います。がんばります。

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