中学受験の準備をしよう

【4年算数】植木算を学んだ大人の感想

週テストの結果・平均値にびっくり

「植木算」がメインテーマだった先週の週テストの結果が出ました。平均値がいつもよりうんと低かったようで、娘の点数は横ばいでも偏差値がぐんと上がっています。

ビックリしました。偏差値って何だろうと改めて考えてしまいます。

それでもなんだか、棚からぼたもち的な喜びを味わっています。単元によっては、こういうラッキーが起こりうるのかな。

四谷大塚 進学くらぶ4年生 第6週目

2019.03.17

植木算のこと

算数にまるで自信がない私は、先週、植木算を娘と同じ問題数、解きました。

ちなみにいつもは、基礎・演習問題集(ピンク)だけパスしています。娘は解きなおしが多かったので、勉強量は私より多いですが、問題数としては同じです。

ここまで娘と一緒にしっかり解いて、やっと私も植木算が理解できました。わかったといっても、スマートな線分図を書いてささっと解けません。

問題文にあう図を書いて、そのうえで問題とは関係ない図(◯が5つ、間が4つ)をかいて照らし合わせて確認をして、それから答えないとダメです。こういう問題はほんとに苦手です。

そんな感じの小学生レベルといってよい私なので、今回の植木算で平均点が低かった理由がちょっとだけわかる気がするのです。

植木算がそのものがむずかしかったわけではなく、新4年生、正確にはまだ9歳の小学3年生にとって、自分が解けるかどうか見極めることがむずかしかった単元なのだと思います。

娘も植木算の勉強をしているときに言っていました。

「ほら、みてよ。答えは37なんでしょ?1つしかちがわないんだから、惜しいってことだよ。いいよ、もうこれで」

これが多くの小学生が陥りがちな発想なのかもしれません。

植木算において前後賞だったときは、解き方をまちがえているということなのに、そこを大目にみたくなるのが9歳の子の発想なのでしょう。

大人の目が必要

最近、しみじみと思います。

中学受験は親子の受験だと言われる理由は、こういう小学生だからこそ見逃してしまいやすいポイントを、大人の目で救ってやる必要があるということ。

娘のように、理解スピードが遅いタイプの子は、きょうこ先生の本にも出ているとおり、大人の手助けが人一倍必要です。

このタイプの子はまじめですが不器用ななため、思考の整理、解き方の整理を大人がフォローしてあげる必要があります。

きょうこ先生に習う「取得スピードと忘れる度合い」

2019.01.29

自宅学習をしているのは私の本意ではありません。相変わらず、今日からでもいいから集団塾に入ってほしいと思っています。

それでも娘のような子に集団塾はやっぱりきびしいです。今、集団塾へ入れても、家に帰ってきた娘に「一体何を聞いてきたの!」と怒鳴ってしまう自分が簡単に目に浮かびます。

できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法

2018.04.13

松永先生が本に書かれているとおり、基礎学力がつくまではおとなしく家ですごそうか…という弱気なのか諦めなのかわかりませんが、そんな気もちになりつつあります。

親のチカラが不要な子

例えば植木算なら、どういう条件ならどうやって解くというパターンをすぐ見極めて、すぐ使いこなせる子が、集団塾のトップクラスに『自分の力』でいられる子だとわかりました。

山に登りながら休憩する問題のときはこうする、出席番号の問題はここに注意する…など。

短い授業時間中にあらゆるパターンの問題を解いて、さくっと応用問題へ進めるなんて、もう異次元の世界です。

理解力が高いということがどういう意味なのか、植木算のおかげでハッキリわかりました。

新4年生の今、大人の補助なしで集団塾のトップクラスにいられる子は、本当に本当に本当に(あと10回はつづけたい)すごいことだと思います。

地頭の差といってしまうとキリがありませんが、そういうお子さんを赤ちゃんのときから育てて、新4年生の時点で塾の授業についていけるように準備されたご両親もすごいですし、ご先祖様も皆さんふくめて、すごいなあと拍手を送りたいです。

5年生の1月が早くきてほしい

四谷大塚は5年生の1月でカリキュラムが一巡すると聞きます。早くその日が来てほしいです。ワープしたいです。

5年生になって登場すると噂の、流水算とか図形の移動とか、何をどう考えても私自身が解けると思えない問題が怖いのです。

娘に「お母さんが解けなくなったら集団塾に入ってね」とこぼすと、「お母さんがわからなくなったら、私が教えてあげるから!」と鼻の穴を大きくふくらませて、うれしそうに言っていました。

娘がこのまま勉強していけば、きっと大丈夫だ、6年生の2月1日はあの中学を受けるんだ、と考えているところに感心します。注射は痛いと知っているか、知らないかの差なのでしょうか。

早くこいこい2021年1月31日。


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