中学受験の準備をしよう

低学年から塾へ入ること

中学受験のカリキュラムは新4年生の2月から

2018年1月現在、どちらの大手中学受験対策塾でも、新4年生(3年生)の2月から本格的な中学受験カリキュラムがスタートしています。まさに今日からスタートという所も多いかもしれませんね。ひと昔前は5年生からのスタートという所が多かったそうです。

入塾の低学年化が進んでいる?

小学1年生から大手進学塾に通っている子も、我が子のクラスでは珍しくありません。私がそれを知ったのは最近のことです。新聞チラシなどで1年生から入れることは知っていましたが、ごくごく一部の話だと思っていたので、娘から話を聞いておどろきました。いつから塾へ入れるかは、色んな意見があるようです。

  • 早くから入れる必要はない(勉強しすぎて息切れしてしまう)派
  • 本人が希望すれば早くスタートすればよい(学習習慣がつく)派

どちらの言い分もわかるんです。少子化の今、塾側が将来の有望顧客を囲い込みたいという側面も事実でしょうし、中学受験をさせたいと思う保護者が、子どもが自然と受験を意識できる環境を作りたいのも、ごもっともな意見だと思います。

低学年から入れたほうが、高学年の成績もいいのか

こればっかりは、お子さんによるようです。この話は、お勉強幼稚園出身か、のびのび幼稚園出身かの話に通じるものがある気がします。低学年の塾は週1回コースが多いですし、時間にしてもわずかなものです。結局、1日の大半を過ごす塾以外の時間(家庭や学校)でどう過ごしてきたかによって、変わるのかもしれませんね。

ほんと、こんな意見を全世界に公開された場所で言うのが恥ずかしいかぎりですが、個人的には「その子にとってどの道がよいのか、誰にもわからない」と思います。それを言っちゃおしまいよ、議論にならないでしょ、と言われれば白旗をあげて撤収するしかありませんが、今進んでいる道が絶対に正しいと言い切れる(思い込める)親のほうが少ないんじゃいかなと思うのです。

本音のところではみんな迷いながら、一喜一憂しながら進んでいるのかなと。少なくとも私はそうです。だから自己主張は自由ですが、いち保護者がよその家の教育方針を否定するのは何か違うように感じます。

新3年生コースはどんなことをやっているのか

楽しそうな3年生コース

2017年の秋ごろ、娘が3年生から塾に入りたいと言い出して、大慌てで首都圏の有名塾の3年生コースを調べたことがあります。直接、塾へ電話をしたり、説明会・体験授業へ親子で参加したり、少しだけですが、具体的に動いてみました。

2017年12月の時点では、3年生コースは日能研スクールFCが「楽しそうな授業」でした。子どもが塾を習い事のひとつとして感じることができそう、という意味の「楽しそう」です。考える問題も楽しませながら進めてくださったようです。どちらの塾も、3年生は頭を柔らかく使うことを意識されているようですね。

しっかり勉強する3年生コース

早稲田アカデミーは、電話で教室長さんとお話をしただけですが、わりとしっかり授業をするそうです。3年生コースのカリキュラムを見て納得しました。それでも教室長さんいわく、本格的なカリキュラムがはじまる4年生とは違うそうです。「きっちりやりますよ」という明るいお声は、心強く感じました。

ちなみに娘は、習い事>塾だと気づいた(習い事を減らしたくない)ようで、入塾は先送りになりました。塾はどんなところなのか、具体的にイメージができたことはいい経験になったようです。

今日のブログに関連する過去のブログ記事(日付は投稿日)

学習習慣はどうやってつける?

2018.01.30

SAPIXの中学入試分析会2018

2018.01.28

 

ブログ村の↓注目記事ランキング↓で見つけた、とあるお父様が書かれているブログに面白い記事がリンクされていました。

2018中学入試の聖域「採点現場」潜入記
5時間後に合否判定できるカラクリ 2018.2.3
リンク先:プレジデントオンライン(新着記事は会員登録なしに全文読めますよ)

準子
やっぱり裏側は、すごいことになっているんですね。