志望校はどうやって探せばいいの?
夫婦ともに関西出身&中学受験の経験なし。首都圏の中学受験事情にうといわが家にとって、志望校を考えるポイントは、「偏差値はどのあたり?」「男女別学・共学・附属」「制服はどんな感じ?」せいぜいこの辺です。
適当にしぼりこんでから、学校説明会や文化祭へ顔を出すしかないかなと思っていたときに、安浪京子さんの新刊が発売されたと知りました。
私が知りたかった学校情報はこれ!
校風マトリクスというのが出ています。これがまあ、わかりやすいのです。
男子校・女子校・共学校・大学附属校にわけて、具体的な学校名が出ていました。首都圏にある全部の学校を載せてほしいと思うくらい、参考になります。
校風なんて実際に入ってみないとわかりませんし、それはこちらも承知の上です。
誰かの主観でいいので、何となくの方向性だけでも教えてもらえたら、あとは自分たちで足を運んで確認できるので助かります。
わが家がのぞむ校風とは?
夫に、どういう学校に入れたいと思うかと確認すると、予想通りの場所を指差しました。もう即答です。
いま小学3年生の娘も、そういう学校へ行きたいと言うと思います。
でも、思春期に入ってジャンジャン・バリバリ反抗期をむかえている娘を想像すると、学校主導の様々な体験を「超ウザイ」「意味ワカンナイ」とか言っている気もします。
どちらにせよ、左半分チームがあうのは間違いないと思います。
学園祭で学生さんをつかまえて聞くポイント
私が漠然とした不安をかかえていた「宿題」についても取り上げられていました。
宿題の量とフォローの体制
あまりに宿題が多かったり、難しかったりすると、それだけで学校が嫌になってしまうことがあります。(中略)難しい宿題が出ても、先生のフォローがあればなんとかやっていけるもの。
自力でどうにかしなければならない学校は、生徒の負担は相当なものになり、中学に入って早々に家庭教師をつけた……という話も少なくありません。
引用元:「中学受験 大逆転の志望校選び」安浪 京子 (著)
きょうこ先生は、「こういう話こそ学校説明会ではなく学園祭で中学生や高校生をつかまえて根掘り葉掘り聞くべき内容」だと書かれていました。よし、聞いてみよう。
他にも、学校説明会でどんなことを聞けばいいかが出ていたので参考になりました。例えば共学校の男女別・理系進学率など、オープンにされていない情報です。
うちの娘が理系に進学するとはまったく思っていませんが、質問の視点が参考になりました。
少し、頭が整理されてきた
夫と真剣に話し合ってみました。私たちが望む、娘の進路、受験させたい中学レベルなど。塾の選び方も少し変わってきそうな気がしています。
一番の課題になりそうな算数については、夫が中学受験用のテキストで勉強する(聞かれたら、塾の先生と同じ解き方で教えられるように)という約束も取り付けました。
5年生のうちに、基礎学力を徹底的に叩き込むことを家族の目標にして動きます。