週刊ダイヤモンドの中高一貫校特集がおもしろかった

よその塾

ビジネス誌で読む受験のおはなし

久しぶりに週刊ダイヤモンドを読んでいます。先週号は私にとっては当たり号でした。一歩引いた目で中学受験を見ることができたように思います。

“開成ショック”として、かに弁当の問題が!

開成中学の「カニ弁当」問題がおもしろい

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週刊ダイヤモンドには、あちこちの入試分析会で話題になっていた開成中学・カニ弁当の問題が、全文&カラーのグラフとなって登場していました。大西社員も小池社員も、さぞ驚いていることでしょう。

私は単純におもしろい問題としてとらえていましたが、注目を集めたレベルではなかったようです。

これまでにも中学入試において、大学入試改革を先取りしたような問題は少しずつ出始めていた。だが、それはあくまで中堅校・下位校での話にすぎなかった。(中略)それが私立最難関の開成で出題されたことのインパクトたるや凄まじかった。中学受験に携わる塾関係者や他校は今年の2月1日の中学入試について、“開成ショック!”と呼んではばからない。

引用元:週刊ダイヤモンド 2018/3/31 「大学新入試に勝つ!」中高一貫校

中高一貫校の関係図が参考になった

首都圏だけではなく、北海道・東北、東京、神奈川、埼玉、千葉、中部、関西、中四国・九州にわかれて、ライバル・出世頭という感じで「よく見かける難関校」だけでなく「勢いがある学校」なども書かれている表が参考になりました。

やっぱり私は首都圏の学校より、出身地の学校のほうが校名になじみがあって興味深く感じます。

早稲田摂陵中学校・高等学校は、早大推薦枠が定員割れしているそうです。確かに関西の人間って、東京に出ようという人が少ないと思います。

関西の中でも大阪人に強い傾向ですが、勝手に東京を敵視しているので、わざわざ出ていこうという気にならないのかもしれません(逆に東京は大阪に対して、なにも感じていない)。

余談ですが、私は大阪を離れてちょうど20年になります。

仕事でお会いする初対面の方には、標準語のほうが都合よかったので標準語を練習しました。今はプライベートでも基本的には標準語です(関西人だとバレたことがありません)。

そのことを、地元の友人たちにはこの20年間、一切言っていません。バレたら何といわれることか…。

だから大阪の学校で、早大推薦枠が余っているというのは納得ができます。東京に住んでいる人間からすると、まったく信じられない話ですが。

週刊ダイヤモンドの編集部はおもしろい

大学入試改革の全貌として、イラストをふんだんに使ってまとめられているのですが、イラストに添えられているコメントがいちいちおもしろかったです。ついつい細かい所も見てしまいます。

  • 国の役人「大学入試を変えれば高・中・小も変わりやすいだろ」
  • 実は大学入試改革で騒いでいるのは、中堅~下位層の中学や高校関係者!!
  • 入試改革って何ですか?それより地元の国立大医学部に行きたい!!

こんな感じで書かれていて、本文の硬さとは別物でした。細かいところを読んでは、何度も吹き出してしまいました。

準子
灘←→首都圏御三家に「併願しまっせー!」と小さく書いてあったのに一番ウケました。「勉強しまっせー!」じゃないんですから(笑)

英語の入試改革が理解できた

大学入試改革の特集に「英語」の試験のことが詳しくでています。私もなんとなくですが理解することができました。

「読む」「聞く」だけでなく「話す」「書く」技能が問われるといいますが、「聞く」技能についても、ただ聴いて理解するだけでは解けない問題になるようです。こりゃ大変だ。

英語をきらいだと言っているうちの娘は、この先どうするんだろう。強制的に英語が厳しい学校へ放り込んでしまおうか、とも考えたりします。

準子
週刊ダイヤモンドは毎週月曜日が発売日だったはずなんです。この号は、明日には店頭にないかもしれません。気になる方は図書館にいってみてくださいね。

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