本気でやる子を育てる。
早稲田アカデミーの「基礎から学べる中学入試報告会」へ行ってきました。実をいうと首都圏の大手塾の中で、私と一番心の距離がはなれているのが早稲アカです。
冷ややかな性格の私とはむずかしくても、娘とは合うかもしれません。お子さんを通わせている保護者の方のブログでも「先生方が熱心にみてくれる」という声もよく見かけます。
勝手なイメージをつくらず、まずは上の方のお話を聞いてみようと行ってきました。
2018年3月12日(月)なかのZEROにて
- 2018年度の入試状況、いま低学年の子たちが受験をする数年後の展望
- どういう方向で子どもたちを伸ばしていくべきか
- 中学受験の基本知識
大きくこんな感じの流れで説明を聞きました。低学年の母としてためになるお話を、いくつも伺うことができました。
2024年の大学入試改革に要注意
2020年の大学入試改革より、2024年度に要注意。2022年に高校の指導要領が変わることをうけて、2024年度の大学入試からは、理科や社会も記述式にかわる方向ですというお話でした。
今年の大学入試も、大学側が合格者数を減らしたことで私大入試がむずかしくなっているそうです。
考えることを楽しめるような子に
中学受験で成功するタイプの子として、最初にあげられていたのが「自分で考えることができるタイプ」です。すぐ「無理」といって逃げないことが大切だと聞きました。
四谷大塚や、他の塾でも同じ話があったように記憶しています。算数は特に、じっくり考えさせるようにすること。自戒をこめて頭に叩き込んでおこうと思います。
今日も会場で、先生と一緒に入試問題を解く時間がありました。
「え?各位?かくいってなに?100桁?はーっ?」こんなレベルの私は、何もかもが全くわかりません。無理!この問題は私には無理!
まさに私のような思考パターンが、考えることを最初からやめてしまう典型的な例だと聞きました。各位とは、算数界においては「かくくらい」と読むことも今日しりました(情けない)。
先生と一緒に解いてみると、楽しく解けます。あーなるほど。そういうことか、という感じでした。3桁のかけ算ができれば、数の法則に気づく子が出てくるようで、4年生から解ける子がいるそうです。
低学年から親が意識するべきこと
「テストの中で見直すよりも、1回で正解にたどりつけるように」という話が、今の私には一番心にひびきました。
娘はあわてるとひき算をよくまちがえます。解いた後で、検算をするように言っていたのですが、学校のテストはともかく中学受験では時間がないそうです。
1回で正解にたどりつくようにがんばることが大切だと知りました。
その他、学生時代にきっちり勉強していた親御さんは、勉強方法について誤解しているから要注意というお話もありました。大学受験の勉強方法と小学生の学習方法はちがうそうです。
高学歴&中学受験経験者の方は、子どもに教えることができてうらやましいと思っていましたが、それはそれでいろいろと大変なのかもしれません。
早稲アカの中学入試分析会に参加した感想
今日の説明会は、低学年の親としての心構えを伺えたので、本当に行ってきてよかったです。今日の講演内容は、早稲アカの福田先生がご自身のブログにあげていくとおっしゃっていました。
娘はのほほんとしていますが、体育会系のノリがけっこう好きです。ハチマキを家でもしめて、ノリノリで楽しむように思います。
もし・もし・もし、5年生までに娘がうんと優等生に育って、NN(何が何でも)志望校別コースに入れるくらいの成績になったら、新6年生で入会させてみたいです。
今日のブログに関連する過去の記事
2018年度の入試分析会へちょこちょこ顔をだしていますので【まとめ】ました。
大手塾を見比べたくて今年はできるかぎり顔をだしています。来年からは、ここ!と思った塾だけいくつか配布資料目的で行く予定です。
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