算数が順調に進みすぎて怖い
くり上がりの足し算・くり下がりのひき算・かけ算の筆算、算数の重要そうな単元では必ず「なんで?どうしして?」を連発しながら、一つ一つ着実につまずいてきました。
そんな娘が、わり算をスイスイ進めています。もちろん来月のZ会で出てくる予定の、3ケタ÷2ケタへ進めば、きっと苦労するでしょう。
それでも、そのつまずきは「慣れ」や「経験」が解決するものであって、「なんで?どうして?」と娘が連呼する親子で辛い時間ではないだろうと予想しています。
ああ、こんな日がわが家に訪れるなんて。予習ってすばらしい。ちょこっと先取りバンザイです。
成功パターンがつかめてよかった
Z会の中学受験コースの算数についていくために、娘に予習(先取り)をさせることを、夫婦で「これってどうよ」と笑いあっていました。
私たち夫婦は中学受験のことをまったく知りません。妻の私は、人から話を聞くだけ。夫にいたっては、私の話を聞くだけ。
よくよく考えてみると、本格的な中学受験カリキュラムに入る前に、算数を先取りしているお子さんは山のようにいます。
算数の先取りをまったくしていない、どこにでもいる普通の女の子を、通信教育といえども中学受験カリキュラムにのせたことが、無謀だったのかもしれません。
今のように少し知識がある状態で、Z会の中学受験コースにのぞんでいると、算数も楽しいようです。算数・国語・理科・社会と、動画で見かける4人の先生の中で、算数の先生が一番好きといいます。
自分がついていけなかった時は、「何を言っているかわからない」「教え方がよくない」とかひどい言いようだったくせに、今は一番好きだなんて、女心はシンプルです。
2年生の難問にチャレンジしてみよう
勉強がわかる=楽しい=やる気になる
考えてみれば当たり前のことでした。娘も、私に促されてしぶしぶと言った感じながら、難問にチャレンジする決意を固めました(そんな大げさな)。
2年生の問題集ですし、知識としては解けるはずです。どの問題にしようかな?とパラパラめくりますが、私はどれがいいのかわかりません。
とにかく問題文を整理して解く練習をしてほしいので、後ろのほうのページにある長文を選びました。問題に入る前の前提条件が長すぎます。「長いなーっ」と私ですらボヤキたくなるほど。
さてどうなるか。
出題者の狙いどおり
長い問題を読み、「なにこれ。簡単だよ」という娘の声に少し安心しました。まるで歯が立たない状態ではない、というだけでうれしいです。
答え合わせをすると、最後の1問で出題者の狙いどおりだと言ってもいい、間違いをしていました。
算数に関心がない私からみても、「いい問題だな」と思えます。
日本語をわざと難しく聞いているわけではなく、きちんとプロセスをたどって考えれば、すぐ解ける問題でした。
簡単だと思い込んでいた問題で、間違っていた自分。悔しかったのでしょう。立ち直るのに5分ほど時間がかかりました。
1日に見開き1ページ分できれば御の字という感じですが、文章題の練習をつづけてみます。