【4年算数】和差算はけっこう奥が深かった

4年算数

和はいくつ?差はいくつ?答えの求め方は?

第4週目の算数は「和差算」です。

テキストが到着してパラパラ見ていたとき、第1回目の「かけ算・わり算(文章問題)」で文章問題の特訓をしていたときから、覚悟していたあの「和差算」です。

和がいくつ、差がいくつ。

あれこれ条件が複雑になってくると方程式を使いたくなりますが、小学生なので使えません。

今週はスムーズにはいかないだろうと覚悟していたので、いつも以上に算数に特化してじっくり取り組むことにしました。

予習ナビのカリキュラムにそってみた

いつもは、私が事前準備がてら予習ナビをざざっと早送りしながら見て、テキストに動画解説がある問題をマークしておきます。

苦手な算数ではありますが、他の科目も待っているので少しでも勉強時間を短縮させたいと思っているからです。

テキストを見て解ける問題はどんどん先へ進み、解けない問題だけ予習ナビの動画解説を見る方式にしています。

今回の「和差算」は、娘にとってハードルが高そうだと思ったので、解ける問題であっても最初から予習ナビをみて、じっくりゆっくり確認する作戦にしてみました。

この作戦は時間がかかりますが、急がば回れという感じで娘にはよかったです。

それでも、この問題だけは確実にドボンとなりそうだ、予習ナビの解説動画だけじゃすんなり理解できないだろう、かといって私もいい教え方がわからない、という問題を見つけました。

こんな感じの問題です

太郎くんと次郎くんはあわせて90枚のカードを持っています。もし太郎くんが8枚のカードを次郎くんにあげると、2人は同じ枚数になります。太郎くんは何枚のカードをもっていますか?

8枚あげると同じ枚数になるということは、あげる前の差は「16枚」。

これに娘は気づかないだろう、説明したところですぐには納得しないだろう。そう思ったのです。

なぜ娘がつまずくだろうポイントが予測できたのかと言うと、この問題は私もつまずいたからです。

この問題が出てくるまで解いていた、簡単な和差算のやり方では解けません。差は「8枚」かと何も考えずに解いて、ひっかかってしまいました。まったくもって、お恥ずかしいかぎりです。

この問題にかぎらず、私が「えっ、何のこと?」と頭が一瞬フリーズし、解説をよんで「ああ、そのことか」と納得するポイントは、娘も高確率でひっかかります。

実践しないと納得してくれない

予想していた通り、娘は私と同じように差は「8枚」として解き始めました。ほうら、きたきた…ニヤっとしそうになるのをこらえます。

口で説明しても伝わらないときのために、今回は最初から100円玉を6枚準備しておきました。無意味な親子バトルを避けるために私も必死です。

100円あげれば同じ金額になるように、このお金を2人に分けてみよう。 

娘は一瞬止まりましたが、すぐに400円と200円に分けました。

次は、200円あげれば、2人が同じ金額になるようにしてみよう。

また一瞬止まりましたが、500円と100円に分けました。ようやく仕組みを理解したようです。あげて相手と同じ量になるということは、もともと、あげる量の2倍の差があったということ。

理解してしまえば当たり前すぎることですが、文章で問われるとひるみます。

他にも「和差算」という単元は「一見するとむずかしく見えるけれど、よく考えればそうでもない問題」が作りやすい単元なのかもしれません。

娘はもう少し演習が必要なので、組み分けテストまでにしっかり復習しようと思います。

解いていて楽しかった

今週末に受ける週テストの過去問を解いてみました。

娘はまだまだ「和差算」を完璧に理解しているとは言えませんが、いい大人である私はここまでの範囲は完璧です。

予習シリーズに出ている演習問題は完璧にマスターしました。

この状態で週テストを受けると、これがまあ、気持ちいいくらいスラスラ解けました。若干、考えた問題もありましたが「解けた!」という喜びを感じることができました。

その後、採点して100点だったときは、自分で自分を大絶賛したいくらい嬉しかったです。

なんだかんだ言っても、大人の私が週テストで100点とっても「当たり前」であって、誰にも褒められません。

そもそも何の得にもなりません。そんなことが全く気にならないくらい、ただただ単純に嬉しかったです。

目標を達成できる喜びを味わえると、もう少しがんばってみようという気になります。

早く娘にも、外部受験する模試(組み分けテスト)で、成功体験をつませてやりたいです。

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