中学受験で第一志望校に合格するのは4人に1人だけ
2018年度の首都圏中学受験の「試験そのもの」は終了したようですね。いち読者ですらしかない私ですら、ドキドキした1週間でした。中学受験において第一志望校に合格する確率は約25%だといわれているそうです。中学受験について調べ始めてすぐ、このフレーズにぶつかりました。
この確率は高いのか?低いのか?
私自身は、4人に1人しか第一志望校に合格しないという話を見たとき、特に驚きませんでした。受験だし倍率を考えると、そんなものかな?と思ったのです。それでも、2018年度組の方のブログを見ていて、25%という確率があまりにも厳しい世界だということを身にしみました。
親子で長年熱望している中学校がある時は特に、合否が出るのがきついですね。ショックも大きいと思います。親として、子どもの前だけでも、あっちの学校もこっちの学校もいいね、という状態にしておくことは、リスクヘッジにつながるのかなと感じました。
大人になってから振り返る中学受験
私が長く働いていた職場の同僚に、中学受験経験組がたくさんいました。当時の話は雑談の中で、多くの人から経験談として聞きました。正直、別世界すぎて、当時は「へえ」で終わっていた記憶があります。それでも、
- お兄さん二人が開成なのに、自分だけが残念だった話。
- 桜蔭をめざして、壮絶すぎる塾通いをしていた日々の話。
このお二人の話は、私の記憶に残っています。お二人に共通していたことは、母親に対する想いでした。母親の期待に応えられなかったという気持ちは、子どもにとっては辛い長期記憶になってしまのかもしれません。
小学生ですし、母親に喜んでほしい、母親に認められたいという気持ちが勉強の原動力でもあったのでしょうね。ちなみに後者の女性は、合格されています。
2年生の今、中学受験に思うこと
このまま娘の気持ちがかわらなければ、我が家は中学受験に挑むことになります。夫と私は、長い人生の通過点でしかない中学受験で、娘をつぶすことだけはしたくないのです。仮に合格しても、燃え尽き症候群なんて言語道断というか。
もし、進学した中学校でトラブルに巻き込まれて、絶望するようなことがあれば、転校して公立中学に行けばいいと思っています。
実際に私が中学2年生のころ、某有名すぎる私立中学校から転校してきた子がいました。なぜ退学して公立に帰ってきたのか、理由も皆が知っています。転校当時は、出戻りだとからかわれて気の毒でした。それでもその子は、いい意味で開き直ったのです。
「こっちの中学に行きたくなったんだから仕方がない」
そしてその子は、テストの成績が当然のように学年1位になりました。先生もわざと、その事実を大きく公表されたのかもしれません。皆がその子を認めざるをえない状況になり、もちろん公立のトップ校へ進学していきました。
娘がこの先、どんな道を進むことになるかわかりませんが、タフな精神力だけは身に着けてほしいと思っています。中学受験はただの通過点でしかないこと、それがすべてではないことを、うまく伝えていきたいと考えています。
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2月1日にどこを受けて併願はどこにするのかって、ものすごく難しい選択ですね。私はこういう重大なことはノータッチでいきたいです。塾と夫と娘の三者で話し合ってもらおう。