定員オーバーの保護者説明会
2018年度の中学受験実績もほぼ出そろったようですね。今年も首都圏はサピックスがすごいようです。2018年度2月度(3月4月入室)の説明会へ行ってきました。SAPIXの入室説明会は申込不要なのですが、私が5分前に到着すると満席です。その後もどんどん保護者が来られる様子を見て、会場を急遽増やしてすぐ対応されていた所は、さすがだなと思いました。
高学年からはSAPIXに入れない!?
2018年2月現在、サピックスの東京某校は新4年生~6年生の募集が停止で、新3年生も残すは1コースだけになったと聞き驚きました。新3年生も満席なんてビックリです。すごい世界ですね。この調子なら、高学年からの席を確保するために、低学年コースへ入る人も多くなりそうな気がします。
私のお隣にいらした方は、新1年生の教材をお持ちでした。新1年生?ってことはお子さんはまだ幼稚園生!なんて意識の高いお母様でしょう。ただただ、すごいなあと感心してしまいました。
入室説明会へ行った目的
今回、最寄りのSAPIXの校舎別実績を知りたかったこともありますが、SAPIXが我が家に合うかどうか、肌で感じてみたかったのです。SAPIXは我が家から一番縁遠い塾だと思っていましたが、授業時間・曜日・場所などを総合的に考えると、SAPIXが一番都合がいいことがわかりました。
システム面で合うというだけで、一番の問題は肝心かなめの「授業についていけるのか」ということ。考える前に、まずは話を聞きに行ってみようと出かけてみました。
SAPIXの授業はどんな感じ?
- 1クラス15人~20人
- 復習中心の学習法(サピックスオリジナル教材)
- 討論式授業
この辺がSAPIXの特徴のようで、実際に責任者の方から話を聞いてみると、やっぱり噂が独り歩きしている面もあるのかな、と感じました。あのお話のされ方は、SAPIXへのイメージや噂を、サピの方も気にされているのかな…なんて(笑)天下のSAPIXが、主婦の噂なんて気にするわけないか。
実際の授業の様子を低学年・高学年それぞれ4科目、映像で見せてもらいました。高学年の理科は、続きの授業を見たくなりました。光の反射や屈折なんて、ここ30年ほど考えたこともありません(堂々と言い切るな)。授業の内容を聞いていて楽しかったです。
SAPIXの授業についていけなくなるケースを、具体例をあげて教えてくださいました。どちらにせよSAPIXに通わせようとしている保護者で、教材管理を子どもに任せ、指導面は塾に丸投げしようという人は少ないでしょうし、親子である程度の覚悟は必要そうですね。
3年生からSAPIXに入るかどうか
3年生から入塾するかどうか、入室テストだけでも受けるかどうか、家に帰って家族会議を開きました。夫は「娘が行きたいなら、行ってもいいよ」という考えで(彼の基本スタンス)、娘は「まだ今のままでいいや」ということで、あっという間に会議終了。結論として新3年生は、見送ることにしました。
SAPIXに通うと、3年生でかかる費用は約33万円
2018年度(消費税込み)教材費、組み分けテスト、確認テスト、復習テスト、冷暖房費等の費用込み
- 入室金 32,400円
- 月額 20,520円/月 11か月分で225,720円
- 夏期講習 48,600円
- 冬期講習 20,520円
ざっくり考えて月平均3万円。このお金を今は節約して、算数でつまずきそうな5年生で、個別を受ける資金にまわしたいなと思いました。
一番勉強が大変そうな5年生で、塾についていけない(塾が楽しくない)のは致命的だと思うので、3年生と4年生の間に、どこの塾で5年生を迎えるか慎重に見極めたいと思います。