未来へつながる豊かな学び。大切なのは、未知への準備。
日能研のオンザロードへ参加してきました。2018年度の中学入試分析は、当然のことながら他塾と同じようなかんじでしたが、日能研は入試問題の分析がわかりやすかったです。
2018年中学入試問題を分析。各校のアドミッション・ポリシーから未来を見る。
志望校のアドミッション・ポリシー(=建学の精神や文化、考え方、想い、育成方針などを背景においた出題傾向)を知り、進学後に豊かさを手にする学びへの「準備」を始めましょう。
引用元:日能研公式ホームページ
2018年3月6日(火)文京シビックホールにて
ホームページの事前予約も満席でしたし、当日も大盛況でした。個人的にこのホールが好きなので、音響も含めとても居心地がよかったです。
人気のある私学は、常に動いている
今日の分析会では、具体的な学校名をいくつもあげて、こういう所が人気だとお話くださったことが勉強になりました。
女子は、鷗友学園女子・豊島岡女子学園・吉祥女子が人気。勉強面をしっかりすることだけではなく、先生と生徒が近い(いい距離感で見守る)こと、主体性をもてる教育をしてくれるところに、受験生の人気を集めているそうです。
今年はプロテスタント系の頌栄女子学院・香蘭女学校・立教女学院も人気。三輪田学園も1学年約170名の小人数制で人気があると聞きました。
今回、初めて女子校のホームページを見てみました。鷗友学園女子の制服がかわいい!私が小6だったらもう絶対にここ。男子だったら、この学校の近所の学校へ通いたいです。
共学校は、渋谷教育学園渋谷・広尾学園・開智日本橋学園が人気だそうです。
偏差値や大学合格実績だけではなく、人気の私学は、常に動いているから学校教育の中身に注目をしていくようにというお話でした。学校見学は、娘を連れて早め早めに行っておこうと思います。
中学入試問題の分析(パネルディスカッション)
国・算・社・理の先生が、舞台上でパネルディスカッション形式で入試問題を分析してくださいました。とってもわかりやすかったです。
サピックスの入試分析報告会へ行く前に、日能研に参加しておくべきでした。
日能研の資料の何がいいって、どういう視点で考えればいいのかというやさしい解説(特に理科)と、答えがきちんと出ていることです。
どちらの学校でも、「ただ勉強(記憶)するだけではなく、自分の考えを述べ、自分のこと(問題)として考えることができる子」が求められているのだと感じました。
中学校側が受験生である小学生に求めることと、企業側が就活生である大学生に求めることは、共通点が多いようにも思います。
- 国語ー出題者に求められていることを意識する・世の中とのつながりに関心をもってほしい。大人と会話をすることが大切(新聞やテレビなど、親子の会話を増やして)。
- 算数ー自分の頭、手をつかって自分で考える。考える問題にぶつかったときは、問題をにらみつけるのではなく、手を動かすことが大事。表をかく、線をひくなど試行錯誤してみる。
- 社会ー覚えないといけないことは多いけれど、言葉しか覚えていないと考えられていない。頭も心も動かしてメモをとることが大事。テキストの余白をうまく使って。
- 理科ー自分で自分に問いかけることが大事。選択肢から選ぶときも、なぜそれを選んだのかを自分に問いかける。そうすることで、筋道をたてて問題をとらえることができる。
日能研の中学入試分析会に参加した感想
私たち親子は、日能研が好きです。2年生の冬期講習でたった2日間しか行っていませんが、親子ともども気に入りました。時間と曜日さえ合えば、日能研へ入りたいと思っています。
中学受験と習い事を両立することを第一に考えると、どうしても拘束時間・曜日が長い塾は諦めざるをえません。
冬期講習へ参加したときに感じた先生方の温かい雰囲気は、オン・ザ・ロードでも感じました。資料を手さげ袋にいれた状態で配ってくださったのがうれしかったです。
御三家・難関私学の実績は、2018年度は他塾に軍配があがるのは確かのようですが、中堅校に強いという実績は、多くの保護者にとって安心感につながるように思います。
今日のブログに関連する過去の記事
2018年度の入試分析会へちょこちょこ顔をだしていますので【まとめ】ました。
大手塾を見比べたくて今年はできるかぎり顔をだしています。来年からは、ここ!と思った塾だけいくつか配布資料目的で行く予定です。
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