「私は説明文のほうが得意なんだよ」
ったくもう、どの口がそんなことを言っているのか。
先週の国語の週テストは、メインが物語文でした。
またしても平均点を下回る悲しい点数に、娘からの衝撃的な発言。正直、驚きました。
物語文より説明文のほうが得意だと思っていた鋼のメンタル、いえ、図々しさに驚いたのです。
説明文がダメダメすぎて、せっせと対策をがんばっていたら、娘はいつのまにか得意だと思い込んでいました。
言わずもがな、まだ成果らしい成果は出ていません。にもかかわらず、問題を解いているだけで私は説明文が得意なんだと思えてしまう、そのポジティブさにビックリです。
ポジティブなのはいいことですが、現実問題として人一倍の努力が必要なのは明らかです。算数で作る貯金を、国語が食いつぶしている現状をみつめ直します。
物語文はもちろん説明文からも逃げださないよう、しっかり見張っていきます。
失点の理由はコレだ!!
今の娘は、Bコースの平均点まであと少しというところ。
Bコースでの週テストは2回目です。テスト後に、口頭で物語文の内容を確認すると文章はそこそこ読めているようです。
特に今週は小学校を舞台にした物語文ということもあってか、感情移入しやすいようでした。
それだけ読めて登場人物の気持ちの変化も理解できていて、なんでそんなに間違えちゃう?ちゃんと考えた?ねえ、ちょっと!これは何?と、詰問したい気持ちを必死で押さえます。
娘と一緒に一問ずつ丁寧に見直し(なぜその答えを導き出したか、一問ずつ説明させた)をしていって、合点がいきました。
- 問題文(設問)をちゃんと読んでいないから、聞かれたことに答えていない。
- 書き写しまちがえもチラホラ発生。
読解力以前のところでも失点を重ねていました。例えば『一文を抜き出しなさい』という問題に、段落の頭から書き抜いていたりとか、そんな感じのミスです。
もちろん記述欄に見当違いなことを書いていたり、「どの辺に答えが書いてあると思う?」「この辺だよ、わっ!ここにあるじゃん!」という、ミスではなく完全な実力不足といえる失点もたくさんあります。
それは今後の学習でなんとかするとして、まずは本人の努力ですぐに何とかなりそうなことからスタートすることにしました。
自覚を促す必要がある
私からすれば「気をつけなよ、もったいない」とため息をつきながら、小言を言いたくなるミスは、娘に自覚を促すしか改善の見込みがありません。
どれだけ周りで言ってもダメで、娘自身が自分で変わろうとしないと無理です。
これは算数で思い知りました。
少し前の娘は、解けない問題にプラスして、書き写しまちがい・単純な計算ミスも多かった子でした。これでは偏差値30台でも仕方がないという解答だったからです。
きっと国語も同じなのでしょう。
同じ性格の子が解いているのですから、科目はちがえど思考回路は同じはず。どうしてこんな簡単なことに、私も気づかなかったのでしょうか。
今までもテストのたびに、娘の答案を見直ししていたはずなのに。肝心な所に気づいていませんでした。
どうも私は思い込みが強すぎていけません。目の前にある、すぐ拾える点数を拾っていく努力からやっていきます。
読む時間を少しでも残そう
娘は典型的なまじめ女子です。漢字の書き取りは、めちゃくちゃ丁寧に書きます。
丁寧であることはいいことです。それでも、テストのときに書き初め級の文字を書く必要はないはず。時間がかかりすぎます。
素早く・そこそこきれいに書く練習をはじめてみました。時間が足りないことは娘も薄々感じていたらしく、練習に積極的なのは助かります。
やっぱり娘は、自分で自分が変わろうと自覚させるのが一番早そうです。
ちなみに、素早く・そこそこきれいに書く練習は、学校の宿題で行っています。
今までの宿題は、毎回、書写の時間のような気合が入りまくった文字(6B使ってる?みたいな字)を書いていた子なので、素早く・そこそこきれいに見える文字の練習をすることは、きっと今後の生活にも役立つと信じます。