明日、行ってきます!
勉強とは縁遠い主婦が、無縁だった民法や不動産の勉強をはじめて数か月。ほぼ独学ですが、たぶんいけると自分に自信がもてる所までは準備ができました。
明日は試験中にお腹が痛くならないかぎりは、大丈夫だと思います。なんて言いつつ、試験前は会場で震えてしまいそうです。
以下、試験前日で何も手につかない私がダラダラつづっています。中学受験の未経験者が考えるつれづれ話です。
1月の埼玉・千葉受験は積極的に受けさせたい
今までの私は、2月1日という東京の中学受験スタート日を前に、埼玉か千葉のどこか1校受ければ十分でしょうという考えでした。
リアル受験生になった今は、考えが大きく変わっています。
前受け校は、積極的に受けさせます。特に1月後半にある千葉県入試は、最低でも2日連続、可能であれば3日連続もやらせてみたいです。
そのためにも、年内には基本的に仕上がっている(明日、受験があってもいい)状態にさせることを目標に動こうと思っています。
試験直前のメンタル
私は小学生ではなく40代のいい大人です。しかも、たかが資格試験です。
業界と無関係な私は、落ちてもだれも困りません。気楽に受けにいけばいいのです。それでも、試験の直前期である今はソワソワしています。
だから、受験を経験したことがない小学生が、直前でメンタルをやられてしまい2月1日の本命校で残念な結果になってしまうのは、容易に想像ができるのです。
母親の立場ではなく、当事者の気持ちとして想像できます。試験直前は、まるで真綿で首をしめられるかのような、じわじわ~っとしたストレスが押し寄せてきます。
受験生は気が張っていますし、6年生にもなれば家族に心配をかけまいとするでしょう。だから、限界に達するギリギリまでがんばろうとするのでは、、、と想像しています。
なぜ前受け校が必要なのか
もちろん、受験を経験させることが一番の目的です。
それだけではなく、本番直前に受験に関するイベントを入れたほうが、いつも通りの精神状態を保つことができるように思います。
直前期は、おそらく塾でも授業をたくさん入れてくれることでしょう。余計なことを考えさせないためにも、勉強漬けにさせてくれるはずです。
でも、それはそれ、これはこれと思うのです。
塾へ行ったり勉強するとは日常であって、受験会場へ行って受けるテストは非日常です。合否をつきつけられる受験ですから、いつもと違う思考回路になってもおかしくありません。
ストレスから逃げたくなるのが人間
私も、外部で受けた模試のときにペース配分やら解き方など、なんとなく変えたくなってしまうことがありました。
振り返ってみると、少しでもいい点数になりたいという気持ちが、根底にあるからこその発想だと思います。結局、いつもと違う策は失敗におわり、普段どおりにもどりました。
これが小学生なら、本番でいつもと違うやり方を試しかねません。大人からすれば信じられないことでしょうが、普段とはちがうことをやってしまうのが小学生ではないかと思います。
だから娘には模試のような練習ではなく、本番の練習を経験させてやりたいのです。それが平常心を保つことにつながるように思うからです。
前受け校の合否について
塾によっては、合否を見ないという指導があるそうです。受験生の立場からすれば、見ないわけにはいきません。どっちでもいいから見せてくれよ、というのが本心でしょう。
本命校以外、特に自分の中での安全校で不合格になったら、その経験は結果としてプラスに働くことが多いように思います。
逆に合格したら、気をゆるめてしまうのか?それもナイと思います。ゆるめてしまうとすれば、本命校より前受け校に通いたい気持ちが少なからずあるのかもしれません。
あとはもう、受験から逃げたいという極限まで追いつめられた精神状態にいるか。その時は、身近すぎる親ではなく、経験豊富な塾の先生を頼るのが得策のように思います。
使う予定がない国家資格
今の私は、明日受けに行く試験について「なぜその資格を取ろうと思ったのか」という質問に、明確に答えられる自信がありません。
仮に合格できたとしても、実務で使うつもりはしばらくありません。しばらくどころか、私が人様に重要事項の説明をする日は、一生こないかもしれません。
それでも、勉強をする姿勢を娘に見せてやれたことは、とてもよかったなと思うのです。私自身も40代にして、勉強する楽しさみたいな感覚を知ることができました。
もし私が不合格だったら…。
そこそこ成績がよかったのに不合格になる姿は、娘にとっていいモデルになりそうです。がんばってもダメなことがある、受験に絶対はない、それを身近でみせてやれることになります。
なんて、逃げ道を自分に用意したところで、明日は2時間がんばってきます。