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偏差値って何のこと?
中学受験のブログを読みはじめて、偏差値という言葉を懐かしく新鮮に感じました。お久しぶりすぎて、言葉の定義をすっかり忘れていたようです。自分が知っている私立中学校も、見るサイトによって偏差値がちがいます。先輩方のブログによく出てくる、N偏差値、Y偏差値も何のことやら…。
同じ学校でも塾によって偏差値がちがう理由
いまさら聞けない「偏差値」とは?
偏差値とは、ある集団の中での位置を示す数値のこと。平均点をとった人の偏差値を50として平均点より得点が上なら偏差値は51、52…となり、得点が平均点以下ならば49、48…となる。成績を見るときは、得点、順位などを確認するが、例えば国語が60点、英語が50点だった場合、国語の方がよい成績とはいえない。なぜなら得点は国語と英語の問題の難易度も影響するからだ。
同じテストを同じ子が受けたとしても、開成を目指すような優秀な子の集まりで受けた時と、公立小学校のクラス内で受けた時の偏差値は大きく異なるという話です(たぶん)。確かに昔を思い出してみても、高3の時に受けた模試によって偏差値がずいぶん違っていて、うぬぼれたり落ち込んだりしていました。
だから皆さん、中学受験で偏差値の話をするときは、どこの集団(塾)の偏差値かを明示されているのですね。Y偏差値とは四谷大塚の偏差値、N偏差値とは日能研の偏差値ということでした。
サピックスの偏差値は低く出る
SAPIXは難関中学を目指す子が、特に多く集まる塾だからテストの平均点が高く出る分、偏差値が低くなってしまうのは当然のようですね。ということは、「偏差値40、塾では最下位のクラスに所属している」というお子さんでも、SAPIXの話であれば話は別で、公立小学校内では優秀なお子さんなのかなと想像しています。
中学受験 首都圏の中学校42校の偏差値を徹底研究
下の表は、2016年4月に実施された「志望校判定サピックスオープン」から算出されたサピックスの合格可能性80%の学校一覧、2016年12月に算出された日能研のR4(合格可能性80%)一覧から引用したものです。
こちらに出ているサピックスと日能研の偏差値表を見ると、同じ中学校でも最大で10の偏差値差がありました。10って!
中学受験で偏差値65以上の世界
私の身近にいる中学生2人が、首都圏で日能研偏差値68~72の学校へ通っています。赤ちゃんのときから定期的に会ってきたので、成長過程をよく覚えています。この2人に限定した話ですが、小学校低学年のころから全然違っていました。
私の友人である母がいない場で、私とふたりっきりで話をしている時に、そう感じるのです。精神的に大人、というのはあまりにも短絡的すぎる言い方かな。考え方が論理的といったほうが伝わるかな。もちろんまだまだ幼い部分もあって、私の友人である母が同席していると、普通の小学生にもどっていたのも印象に残っています。
私の少ない経験での話ですが、やっぱり小6の時点で突き抜けている子は、持って生まれた何かが違うのかな?と個人的には思います。
私がY60を目標にした理由
地道に努力をかさねて基礎を完璧にすれば、四谷大塚60は目指せる数値だという話を聞きました。四谷大塚60は中学受験という範囲が広い勉強において、基礎を完璧にすることは、大変なことなのだろうと思います。だから偏差値60は一つの壁だと言われているのかもしれないですね。
Y60であれば小学6年生の時に、算数の超・難問は解けないかもしれない。それでも、本人も成長するであろう中3であれば難問数学が解けるようになっているかもしれない。高校・大学受験で大きくはばたけるよう、中学受験の勉強がよい経験になるようサポートしていきたいです。
今日のブログに関連する過去のブログ記事(日付は投稿日)
中学受験ブログ界では、何年に受けるかということで学年を区別しているみたいです。2022年は2018年2月現在、小学2年生(新3年)チームです。ブログ村にはまだまだ仲間が少なくて寂しいです。