SAPIXの進学情報誌は情報量がすごい
先日行ってきたサピックスの入室説明会(↓この記事)で配布されていた資料に、内部生向けの月刊誌「さぴあ」が入っていました。
パラパラ~っと見るだけのつもりが、つい熟読してしまい、数日かけて隅々まで読み込んでしまいました。「さぴあ」っておもしろい!
受験ライフをサポートする 進学情報誌 さぴあ
他の塾にも、こういう内部生向けの冊子はあるのかな。SAPIXのボリュームは、業務の片手間で発行できる内容じゃありませんし、編集担当・ライターさんを外注していたとしても、相当な人数で動いているように思います。
私が読んだ2月号は、受験直前期に配布されたのか、試験当日の注意点がリアルな視点で書かれていました。元受験生・先輩からのエールも微笑ましいですし、トイレに列ができる、体育館が寒いなど、その学校を受験する保護者なら知っておきたい情報がいっぱいです。もちろんそこはSAPIX、掲載校がそうそうたる学校ばかり。中でも妙に私の記憶に残ったのがこちら。
合格Voice 特別編 保護者からの声 試験当日の注意点
【豊島岡女子学園中】試験中、鼻をかむためにティッシュペーパーを使用する際は、手を挙げて試験監督者の許可を得なければなりません。(以下省略)
引用元:さぴあ 2018年2月号
大変!大変!鼻水って1回かんだら、またすぐにかみたくなりませんか?私だけかな。鼻をかみおわるまで、試験監督者が見守ってくれるのでしょうか。どうでもいいことが気になります。
受験情報はありがたい
娘は私に似て、猪突猛進型です。娘なりに中学受験をする明確な目的があるのですが、親としては学校選びは視野を広くもってほしい。いろんな学校を見て、そのうえで、自分の学力と相談して志望校を決めてほしいなと思います。
早速ですが、2月号に「さぴあ」に出ていた中学校で、私の中で目標に入れたい学校がみつかりました。その学校の素敵なところについて話すと長くなりそうなので、また別の記事にしようと思います。
<追記>私の中で目標に入れたい学校について、記事にしました。↓こちら↓
新3年生へのアドバイス
「さぴあ」に学年別のアドバイスが出ていて、これも勉強になりました。ちなみに2年生の算数目標は、「問題文の条件を図に書き表すことができるようになること」だったそうです。3年生は、「数や図形に対する感覚を身につけること」が目標で、「図や表を見て、何らかの規則性を発見して解く」問題が多くなると出ていました。
計算スピードについても、「3年生は急いで解く必要はまったくありません」と書かれていてちょっと安心しました。算数と国語は、「さぴあ」に書かれてあったことをクリアできるようにがんばります。
やっぱりSAPIXに入れたい
私とSAPIXは、性格が合うのだと思います。保護者の方によっては、冷たいと思われてしまう企業姿勢に魅力を感じます。私がSAPIXを好きなところ1つが、HPがわかりやすいことです。外部の人間でも使いやすいマイページもうれしいです。避難訓練を真剣にやってくれる所も、親としては安心材料につながります。
とその一方で、私の数少ないリアルなママ友から、自身のお子さんのサピックス体験談を聞いて、震えあがったりもしています。「さぴあ」を自分が毎月読みたいという気持ちで、SAPIXを我が子にすすめる母。やっぱり客観的にみるとおかしいよな。入室テストを受けるのは娘なので、ゆっくり話し合ってみます。