悩んだときは、子どものタイプが似ている先輩ママへ聞く
水の単位に安心したのもつかの間、また怪しくなってきました。
計量カップを目の前にして、1L=1dL、300mL=30dLと書いている娘に驚いた夫は、やっと協力してくれる気になったようです。日常生活で徹底的に水の単位(量の感覚)をつかませようと思います。
私が育児で悩んだときに、いつも話を聞いてもらう先輩ママへ話を聞いてみました。
小学生のときの成績は、中学であてにならない
先輩ママには2人の娘さんがいます。今はそれぞれ中学生と高校生です。
妹さんのほうは娘にタイプが似ています。いえ、失礼を承知でいうなら、妹さんのほうが珍解答のレベルが上でした。妹さんが小学生だったころの、テストやノートを何度も見せてもらいその都度、爆笑したことを覚えています。
そのおもしろ妹さんも、小学2年生のときは水の単位に苦しんでいたそうです。今の娘のレベルは、親がギャーギャー騒ぐレベルではないと断言してくれて安心しました。
妹さんは今、公立中学に通っています。小学生のころの成績がうそのように、中学へ入学してからトップクラスの成績を維持し、親をはじめ小学校の先生を驚かせていると聞きました。
先輩ママは、「やっと本人の脳みそが追いついた」といっていました。中学受験は早熟なタイプが有利だというのは、本当なのでしょう。
優秀だったお姉さんが深海魚へ
一方、お姉さんは小学生のころから優等生タイプのお子さんで、今は公立の中高一貫校へ通っています。
特に親が受検をすすめたわけでもなく、本人が自発的に6年生から塾へいき勉強をして、8倍を超える倍率をくぐりぬけたつわものです。
それでも小学校であれだけ優秀だったお姉さんも、中高一貫校へ入学すると一転、学年で下から数えられるような成績になったそうです。
いわゆる「深海魚」と呼ばれる最下位層です。そのころ、何度となく恐ろしい順位の話を聞いていました。それでもお姉さんは、決して腐ることなくコツコツこつこつ努力をしつづけていたそうです。
必死で勉強をするというより、先生に言われたことをまじめに取り組むという感じだったと聞きました。
少しずつ、ほんの少しずつ上向きになり、今は平均より上まで到達したそうです。まじめにコツコツ取り組む子が強いということを実証してくれたお姉さん。素敵です。
けっこう神経が図太いタイプの子だった
水の単位に悩まされているはずの娘は、自分の間違えに気づくと「あはは」と笑いながら解きなおします。
けっこう図太いタイプだな、と意外な一面を見た気がしています。私だったら「もう嫌だ、水の単位はもう無理だ」と諦めそうなものですが、娘はへこたれないタイプのようです。
キレまくった母親に対して、後日、冷静にクレームをあげてくるところも含めて、根性がすわっている所は長所だなとポジティブに考えて、春休みいっぱい特訓を重ねようと思います。