親が思っている以上にできていない
今月から算数だけ塾に入りました。中学受験をするという前提のクラスに入っています。
授業や宿題の解きなおしを見ていていると「ったくもう、ダメダメじゃないか」というのが、正直な感想です。
成績順に座っているわけではないので、塾生の中での立ち位置はわかりません。「ちょっと、いやかなりヤバイでしょ~」と思っていますが、娘を焦らせても何のメリットもなさそうなので、機嫌よく通ってもらうことを目標にしています。
唯一よかったこと
今まで私が全面的に勉強を見てきました。だから今の娘の現状は私の責任が大きいです。
Z会の中学受験コースは娘には無理だったのに、強引に進めてしまいました。先へ進めることより、もっともっと計算力をあげるべきだったと思っています。
唯一、私ががんばったと言えるのは、塾へ入れる前に学習習慣をつけたことです。今までやっていたZ会の時間に、塾の宿題をやっているので娘も抵抗はないようです。
学習習慣といっても、娘の勉強時間なんて少ないものです。朝と夕方をあわせて正味1時間ほど。算数は絶対量が足りなかった、というのが私の大きな反省です。
入学してすぐ保護者に危機感を植え付けてくれた、小学校の校長先生に感謝しています。ちなみに我が家は、学習習慣がついたと思えるまで約2年かかりました。
軽く声をかければやるようになったのは、3年生になってからだと思います。
小4は学習習慣をつける「ならし」期間
小4のうちはまだのらりくらりで十分です。
きっと多くのお母さんが「塾に入れたはいいけど、お金をドブに捨てているみたい」とお感じになると思います。実際そういう子のほうが多数派です。でも、それでいいんです。
(中略)
毎日机に向かうとか、週2日ずつ塾に通うのが当たり前なのだということに慣れていくことが、それ以降の生活のベースになります。
引用元:「いちばん得する中学受験」 辻 義夫(著)
学校の宿題しかしていなかったお子さんが、急に塾に通いはじめるなんて、大変なことだと思います。
もちろんお子さんにもよると思います。それでも、新4年生から塾の宿題だのテストだの、いろんなものに追われながら、急に学習習慣をつけていくなんて、かなりの労力がいることではないかという気がします。
しかもそれが親御さん主導の中学受験であればなおのこと。そりゃキツイって、というのが勝手な感想です。
成績が後伸びするお子さん
6年生になって急に成績がのびた、受験の直前まで成績が上がり続けたなど、巷でよくきく噂です。
ひょっとしてこれは、学習習慣がついていなかったお子さんに学習習慣がついた(=スイッチが入った)ということなのかもしれません。後伸びするのは男の子に多いというのも、うなずけます。
娘には爆発的な集中力もなさそうですし、理科や社会も分野によって好き嫌いがあります。今の時点でいうのもなんですが、後伸びはしないタイプだと覚悟して過ごしていく予定です。
算数は塾に任せることにしたので、国語だけでもきっちり見守っていこうと思います。