長生きしないメダカたち
今年の春からメダカを飼い始めましたが、次から次へと旅立っていきました。
水質管理、日光浴、えさ、ホームセンターではなく専門店からメダカを買う、やるべきことを全てやってもダメなのです。平均寿命は2週間というところ。
メダカを飼い続けたい娘にとって、最後に残された手段が栄光ゼミナールの理科教室に参加するともらえる、メダカの卵たちでした。
メダカは、成魚よりも卵→稚魚を育てることのほうがむずかしいと言われています。諦め半分で育てはじめて1か月。メダカの卵たちはどうなったのか、という報告です。
12個→11個が孵化、全員が元気に育っている!
おどろくことに、孵化したメダカの赤ちゃんたちは全員が生後1か月を迎え、稚魚になりました。
メダカの飼育ができないわが家なのに、なぜ難易度が高いといわれる卵→稚魚の飼育に成功したのか。
- 100均の虫かごに、水草をたくさん入れて育てた。
- メダカの赤ちゃん用のえさを与えて、水質が悪くならないよう気をつけた。
- 日光浴を毎日行った。
本やネット上でみかけたノウハウをすべて実行しました。それがよかったのかな、と思いますが正直なところわかりません。成魚でもノウハウと呼ばれるものは全部実行したのにダメだったからです。
ちなみに11個の卵は、全部同じ種類かと思えばそうではありませんでした。
- 黒メダカ 7匹
- 白メダカ 3匹
- ヒメダカ 1匹
たぶん、こんな感じの内訳っぽいです。いろんな種類の卵を混ぜてくださっていたようです。
何が原因で育たなかったのか
それにしても卵→稚魚が育って、なぜ飼いやすいといわれるメダカの成魚を私たちは育てられなかったのでしょうか。
考えれば考えるほど不思議でなりません。夫が最後に残された原因は、コレしかないと言いだしました。
水槽
最初に買ってきた水槽は、少し変わった形をしていました。メダカが壁にぶつかったらかわいそうだ、という娘らしい理由で選んだおしゃれ系の水槽です。
その水槽だってAmazonや楽天をはじめ、巷でも大量に売られている製品ですが、その水槽のネガティブな意見は見かけません。
わが家には合わなかったか、たまたま何らかの欠陥があったのだと思うことにします。
今回、夫と娘が買ってきたのは、いたって普通の水槽でした。ここで水替え用の水を作り、そこからどんどん虫かごを使った稚魚ようの水槽に入れていますが、問題なさそうです。
来月からは稚魚たちを大きな水槽に戻してみます。
メダカの試験だけはバッチリ
娘はすっかりメダカに詳しくなりました。中学受験でも理科の試験で出やすいといわれるメダカの問題。
試しに検索してすぐに出てきた実際の入試問題を解かせてみました。
平成28年度 [前期 A 入試] 理科(PDFファイル)
大問4は全部メダカの問題です。5問あり、最後の1問以外は全部解けました。最後の1問は、水槽のコケに関する問題なので、現時点で解けなくても仕方がありません。
メダカの分野だけでも入試レベルに達していたことがわかって、とってもうれしいです。