算数だけを教えてくれる塾さがし
Z会中学受験コースは、新単元が次々に出てきます。私が教えてフォローするのがつらいのなんのって。
2年生にもどって文章問題の練習もはじめていますが、正解率は70%程度。読みとりが甘い・図を書かずに解こうとする・ありえない計算ミスなど、毎回まじギレ3秒前という状態です。
そんな時に、いちいち疑問にもつタイプの子は集団塾には向いていないと言われ、大あわてで中学受験対応＆算数だけ受講可の塾を探し始めています。
HPを熟読し、周囲のお母さん方へリアルな評判を確認、ネット上の口コミを確認、電話の対応をチェック、そのうえでここぞ！という所に直接伺いはじめています。
ネット上の口コミは、賛否両論のところを選びたい
小さい塾ほど賛否両論あって当然だと思うので、ネット上の口コミが絶賛ばかりの所は最初からパスするようにしています。
関係者が自ら書き込んでいるものもあるでしょうし、保護者がその塾の熱狂的なファンになりすぎている可能性もあるからです。
私は冷ややかな性格なので、熱い人たちの輪に入れません。
今週は2つの塾へ話を聞きに行ってみました。そこで興味深い話を聞くことができました。
αクラスにいるような子は、小3の2月で基礎が完璧な状態
1つの塾では、新小4でSAPIXへ入ることを大前提にしたお子さんが、1年生や2年生のうちから基礎学力を完璧にするために入ってくるそうです。
しっかりした力を身につけた状態で、新4年生としてSAPIXに入り当然のようにαクラスを維持、そして志望校へ合格していくと聞きました。
ここは先取り学習が目的ではないけれど、基礎が完璧な子はどんどん進んでいける。結果として、ほとんどの子が新小4の時点ではある程度の先取りしている状態で、SAPIXへ入っていくのだそうです。
ちなみにこの塾を卒業してSAPIX一本になっている子もいれば、SAPIXと併用して通いつづけている子たちもいるといいます。
併用している子たちは、SAPIXの授業についていけないからその塾に残るのではなく、うまくSAPIXをわたっていくために、その塾を利用している感じだと聞きました。
「なんでなんで星人よ、かかってきなさい」
いちいち「なんで、なんで」とうるさい娘のことは、てっきり嫌がられるかと思いました。それが意外なことに、どちらの塾でも微笑ましいですね、という表情で聞いてくださったのです。
算数の専門家だから、そういう反応をされるのかもしれません。大手塾だったら面倒くさい生徒以外、何者でもないと思います。
ふっふっふ。8歳女子児童よ、かかってきなさい、おじさんに何でも聞いてくれたまえ。
という感じでした。私がめちゃくちゃ苦労して、娘の「なんでなんで」にクリアした話だって「はい、そうですよね、そうなるでしょうね（ニヤニヤ）」という感じなのです。
本当にうるさい子ですからね。それをご承知の上で、受け入れてくれるんですよね。後から「公式だからさっさと覚えちゃって」とか言わないでくださいよ。
目で念力を送りながら話をしました。もう1つ、話を聞いてみたいなという塾があるので、そちらへ行って、家族会議をしたり体験授業を受けたりして決めようと思います。
