中学受験界の王道へ進みたかった
新4年生から大手の集団塾へ3年間通い、実力をつけて2月1日の本試験にのぞむ。
23区内に住む中学受験生の多くが通る道を、諦める決心をしました。4年生も今のまま、少人数制の算数塾+z会ですすめていこうと思います。
あまりにも娘の意思が固いので、こりゃ無理だと諦めることにしました。
なんでそんなに集団塾を嫌うの?
確かスーパーに行くまでの道中で言い出したことなので、塾の話をしていたわけではなかったように思います。突然、集団塾が嫌な理由を言い出しました。
- 行き帰りの時間がもったいない。
- 終わりの時間が遅い。20時には寝室にいたい。
- 知っていることも聞かないといけない。
- (やらなくてもできる)宿題がでるかもしれない。
- 授業を邪魔するお友だちがいるかもしれない。
集団塾を嫌がる子が一定数いるというのは、なんとなく聞いてはいました。まさか3年生のわが子から、ここまで具体的に嫌だと思う理由がでてくるとは思わなかったのです。
上にあげたことを言われたときは、絶句してしまいました。今まではもう少しぼんやりした感じで「夜遅いのはいやだな…」という感じだったので、今回は返す言葉がありませんでした。
あまりにも具体的すぎる理由に、ひょっとして誰かが娘に集団塾に対するネガティブキャンペーンをしたのでは?と思ってしまい、まずは身近な夫を問い詰めました。
夫は両手をあげんばかりの勢いで「何も言ってない!!」と言います。
娘の意見を聞いた日から、1週間ほどあけて、お互いの感情がフラットな時を狙って、さりげな~く塾の話を聞いてみました。
全部、前々から思っていたこと
娘いわく、誰から聞いたわけでもなく前々からそう感じていたそうです。実はいま通っている算数塾も、入塾から1か月で曜日(時間)を変更してもらいました。
その時に、時間が遅い塾は自分には無理だと悟ったようです。確かに私は、曜日(時間)を変更する前に「どこの塾でも、このくらいの時間までやるんだよ」と言いました。
曜日(時間)を変更するには、今の習い事を調整する必要があり面倒だったので、なんとか慣れるまでがんばらせようとしたのです。
「みんながやっているんだから、私たちもがんばろう(がんばれるよ)」という気持ちで言いましたが、娘は「どこの塾でも遅くまでやらされる」という風に受け取ったようです。
うちの娘は、親の誘導に素直に乗る子ではありません。意思が人一倍、強い子だというのは、赤ちゃんの頃からわかりきっていたことなのに、心のどこかで集団塾を選ぶと信じていました。
算数塾だけは通います、あとは家でがんばります
ああ、ああ、ああー。私は3年生を見くびっていました。自分の考えを主張する人に対して、私はあまりにも無力でした。
親に中学受験の経験なし、親として経験する初めての中学受験が娘です。みんなが通る道からそれることにビビリまくりですが、もう仕方がありません。
算数塾はこのまま行くけれど、残りの3科目は家でやりたいというので、4年生まではそれで行くことにしました。
5年生からどうするかは、4年生での成績をみて考えようという話になりました。私も腹をくくらなくちゃ。