日本の美しい景色を見せたかった
娘はただいま3年生。来年から本格的な日本地理の勉強がはじまります。東京で生まれ育つ娘に、日本列島がつながっていることを伝えたいです。
あとは瀬戸内海の美しい景色を、娘に見せてやりたい。関東の人間にとっては、どうしても遠い存在に感じてしまう中国地方を身近に感じてほしくて、瀬戸内を中心にした旅行にしました。
車の運転をしない母親が、小学生の娘を連れて3泊4日うろうろと。
豪雨の影響で在来線が通っていなかったところがあり、予定を大幅に変更しましたが、お天気にも恵まれ美しい景色を見てくることができたので大満足です。
母が一番行きたかったのは秋芳洞
中3の修学旅行で山口・広島へ行きました。集合写真としての記憶はあるのに、実際の記憶がまったく残っていません。もう一度、秋芳洞へ行きたくて山口を最初の目的地にしました。
約30年ぶりの訪問とはいえ、秋芳洞の中も周囲の景色もまったく記憶がありませんでした。いかに当時の私が、修学旅行の目的を考えずに生きていたのかよくわかります。
鍾乳洞の中はとっても涼しくて、楽しく楽しく過ごしました。
日本地理を勉強する目的を思うと、秋芳洞だけではなくカルスト台地の秋吉台も見せなければ。
そう思うものの私たちはバス移動なので時間の制約があります。ここは潔くあきらめようと、観光案内所のポスターを見せて
だめな親まるだしで娘に詰め込み教育です。呪文を唱えるようにつぶやく娘をつれて、バスに乗せて次の目的地であるサファリランドへ向かいました。
バスからしっかり見えたカルスト台地
秋芳洞からサファリランドへ向かう途中に、カルスト台地が広がっていました。実物を見せてやれるとは思わなかったので、私が興奮してしまいました。
猛暑のせいか、誰も外に出ていません。バスからながめるくらいでちょうど良かったのかもしれません。
カルスト台地が何なのか、私も漠然としか知らないので超ざっくりとしか説明ができませんでしたが、地球の長い長い歴史を感じさせるところということはわかったようです。
日本最大級のカルスト台地・秋吉台と秋芳洞で地球の記憶を辿る!
山口県美祢(みね)市に位置する秋吉台国定公園の総面積は4,502ヘクタール。石灰岩の白い岩肌が露出したカルスト台地は日本最大級の広さを誇ります。(中略)
秋吉台のはじまりは、今から3億5,000万年前。南方の遠く温かい海で、サンゴ礁として誕生しました。そのため、秋吉台の石灰岩には、古生代時代に海に生息していた生物の化石が多く含まれているそうです。
引用元:旅ぐるなび 2015.06.17
夏休みだけ、子どもはバスが50円!
新山口駅から秋芳洞まで向かうのに、大人は片道1,170円でした(約45分)。それが小学生の娘はなんと50円でした。夏休み期間中、距離は関係なく1回の乗車で50円なのです。
私たちが乗った、防長交通だけではなく、宇部交通もやっているそうなので、山口県内の広い範囲を移動できるようです。
私が山口県に住んでいたら、夏休みは子どもをつれて広い山口県内をバスでうろうろしたいです。
山口県の生ういろうに娘がハマりました。わらび餅粉が入っているういろうです。真空パックにしていない生菓子だと日持ちがしないので、お土産には不向きですが抜群においしかったです。