学習時間が30分から3分になってしまった
2年生の夏あたりから、少しずつ少しずつ漢字の先取りをやってきました。
覚えがよくない娘と短気な母親が2人で、あの手この手を模索しながら進め、「読み」だけ先行する方針へ変えたのが1か月ほど前のこと。
「読み」だけの学習にすると、学習時間がビックリするほど激減しました。
問題を先送りにした理由
「書く」練習をしない漢字学習にしたのは、何だかんだ理由をつけても学習につきあう私が辛かったからです。
漢字の学習は記憶のメンテナンスが大変だとよく見かけます。
本当に大変でした。目で見たものをそのまま記憶していくタイプのお子さんが、心底うらやましいです。
覚えた漢字を長期記憶に定着させるまで、うちの娘は手間と時間と根気がかかりすぎます。涙。
ここまでして漢字の先取り学習をやる意味って、、、。モグラたたきのような記憶のメンテナンス作業に疲れました。
学校の漢字テストはいつも合格点ということは、学年相応のチカラはついているのではないか、書く練習を先送りして困ることは漢字検定が受けられない程度じゃないか。
ということで、お互いにストレスにならない方法に逃げました。
意外によかった「読み」先行の学習
学習時間は30分が3分に減ったような感覚ですが、実際は平均すると1日2分くらいです。30秒の日だってあります。机にも向かわず、椅子にもすわらず、ソファでごろつきながらの日もあります。
そのくらい娘にとっては気らくな勉強になったようです。
基本はいつものドリルで、1回の学習につき6文字の漢字「読み」学習です。何日かサボった日に、3日分まとめて18文字をやったことがありますが、私がうんざりしてやめました。
わずかな学習時間にもかかわらず、「読み」は記憶の定着がけっこう良いのです。どういう仕組みなのかわかりませんが、「書き」がないと漢字の先取り学習はどんどん進んでいきます。
今日から5年生の漢字へ
1ヶ月前の「読み書き」をやっていたころに比べるとかなりサボっていたのに、4年生の漢字「読み」学習がもう終わりました。
今日から4年生までの漢字を復習しつつ、5年生の漢字「読み」へ進んでみます。6年生まで終わったら、書く学習に戻る予定です。
その時は、書店で見かけたこんな感じの『漢字を一気に覚える系テキスト』も試してみたいと思っています。
読書時間が増えてきた
そういえば最近、今までたいして読書家でもなかった娘の読書量が急に増えています。
今月から若おかみシリーズにはまっています。アニメも映画も見ていないので、新鮮な気持ちで読んでいるようです。
今まで愛読していた本を考えると、急に雰囲気がかわりました。漢字の「読み」を先行させることが、読書にも役に立つといいなと思っています。