す、すごい…こんなに殺到しているなんて
サピックスの2019年度の中学入試分析会の募集がスタートしました。昨年度はりきって色んな塾へ顔を出したので、今年は自分の中でしぼりこんだ塾だけ伺う予定です。
その一つがサピックス。昨年も感じた、勝者ならではの余裕というのかそういうオーラを感じ取ろうと思います。
1月24日(木)PM2:00受付開始。
開始から1時間後なら大丈夫だろうとアクセスして、目当ての日程で予約をしました。そして昨日、なにげなくアクセスしてビックリ!24時間経っていないのに、受付終了の会場がぞくぞくと出ていました。
受付開始から2日目の今日、またのぞいてみると、銀座会場(4日程)と横浜・川崎・渋谷会場は受付終了です。早い日程で開催されるのに座席が残っている「北とぴあ」が気の毒になってきました。
検索して見てみると「北とぴあ」は王子駅(JR・東京メトロ南北線)にあるそうです。王子駅は都心からアクセスがいいから、サピックス側も選ばれたのかもしれません。会場の知名度が控え目だからスルーされちゃったのかな。
それにしても、今年もSAPIXの人気をしみじみと感じます。ただ、サピックスはマイページから気軽にキャンセルができるので、直前にけっこう動きがあるように思います。お目当ての会がある方は、2・3日前くらいからマメにみられるといいかもしれません。
サピックスの会は楽しかった
2018年はTOMASにつづいてSAPIXの入試分析報告会が開催されました。大手塾では最初の分析会だったように覚えています。
昨年の私は、中学受験について何も知らない状態でしたが、それでもけっこう楽しかったです。各教科ごとに先生が解説してくださる授業が魅力的でした。
今年も四谷大塚は行っておこう
わが家は、四谷大塚の通信教育部門「進学くらぶ」を中心に受験勉強をスタートさせることになりました。
四谷大塚一派に入りましたが、そうでなくても、四谷大塚の入試報告会は行っていたと思います。ほかの校舎ではなく、四谷大塚・お茶の水校舎の先生方が主催される会へ行きたいです。
登壇された先生方のプレゼンが、とってもわかりやすかったからです。特に校舎長の先生のプレゼンはお見事でした。あの先生はきっと、どんな会社でも営業マンとしてトップになられると思います。
プレゼン力について
入試分析報告会のプレゼン力なんて、塾としての指導力には関係ありません。
個人的な趣味です。すばらしいプレゼンを見て「すごいなあ。上手だなあ。」と思いたいだけなのです。
プレゼンをするのが仕事の一部だった人は、共感してくれそうな気がするので、どうでもよい話を続けてみます。プレゼンって本当に本当にむずかしいです。
人数や場所によってもパフォーマンスを変える必要がありますから、塾の先生方にとって入試分析会というのは、いつも校舎で開催されている説明会とは準備が異なるはずです。
- 話す内容、話し方
- プロジェクターでうつす資料は、何をどう見せるか
- 配布資料はどこまで書いておくか
この辺は誰もが気をつけるとはいえ、そのさじ加減がむずかしいです。例えば、配布資料や映像資料に文章を書きこみすぎると、観客は資料をみることで必死になり、話し手の声が耳に入ってきません。
で、一番悩ましいのは、話し手が資料作成能力を持っているとはかぎらないところです。説得力がある資料を作りこむ力と、ビジュアルセンスはまた別物です。
話し手はたいていの場合、発言力をもった人が多いです。その人が作った資料に「図がよくわかりません」「その色使いは何とかなりませんか」なんて言えるチャレンジャーは少ないと思います。
パッとみてわかりやすい、ようは万人受けするデザインを作れるかどうかは、得意不得意の分野です。
チームプレイがうまくいけばベストでしょう。それでも、話し手は講演のギリギリまで原稿を見直したい人が多いので、チームで動くことも別の意味で大変です。
そんなわけで、自己満足な世界に入り込みがちなプレゼンを、相手の心に届くようにみせるってすごい事だと思うのです。
裏側の努力が想像つくだけに、好みのタイプのプレゼンを見ると「いい時間を過ごさせてもらった」と思います。私はお茶の水校舎の先生方のプレゼンが一番好きです。今年も楽しみにしています。