四谷大塚の週テストってどう?
四谷大塚の通信教育部門は、3つのコースに分かれています。
- 週テストを受けて「予習ナビ視聴」コース
- 週テストを受けずに「予習ナビ視聴」コース
- 週テストのみ受けるコース(予習ナビなし)
私は当初、4年生の間は週テスト不要だと思っていましたが、娘の強い希望で週テストを受けることにしました。
今日までに3回分の週テストを提出してましたが、週テストを受けるコースにしてよかったとしみじみ思っています。
進学くらぶ生の週テスト自宅受講についてつづってみます。
週テストをとる前に考えていたこと
週テストはその名のとおり、四谷大塚グループ生が1週間に1回受けるテストのことです。40代の私と同世代の方が、小学生のころからあるシステムだと聞きます。
私は週テストに振り回されてしまうのではないか、ということを心配していたので、4年生のうちは受けなくてもよいのではと考えていました。
四谷大塚では、国語以外の週テスト過去問が市販されています。
単元ごとに理解の有無を確認していくのであれば、過去問の週テストだけで十分だと思っていましたし、5週に一度の組み分けテストはともかく、わざわざ月額14,100円を払って今年度の週テストを受けつづける意味がわからないままでスタートしたのです。
週テストってどんなもの?
2019年度の4年生は、算数40分・国語40分です。
準拠塾の中には、算数・国語30分と書かれているホームページもチラホラありますが、2018年度からは40分ずつになっているようです。
40分のテストというと、けっこうなボリュームです。その週に習った単元だけではなく、その前に習った単元も含まれた復習テストでした。
2018年度の過去問で見比べるかぎり、Aコース・Bコース・Cコース(最上位)のテスト内容は、それぞれ共通している問題もあれば、ちがう問題もあります。
算数が苦手な母の個人的な感覚では、AコースとBコースには大差がなく、Cコースは最後の大問がオォ~という感じで高い壁を感じます。
週テストを受けてわかったこと
その週に習った単元だけではなく、これまでに習った単元がテストに出てくることが、親としてはありがたいかぎりです。
それと「週報」といって、同じ学年で一緒にテストを受けた子の偏差値や、1問ごとの正答率が出ている資料がとてもいいと感じています。
過去問テキストには平均点しか掲載されていません。
四谷大塚グループ全体で何人、Aコースで何人、その中で何番目ということがわかると、偏差値がいくつと言われるよりも、自分の立ち位置がわかりやすいです。
自宅学習生は、クラスのお友だちからの刺激を感じることができません。競争を好まない子とはいえ、週報という形で成績を可視化できることは、わが家にとっては良い影響がありました。
昨年度の早稲アカ・入試分析説明会の中で、子どもは集中するテストの時間にこそ賢くなるという(感じの)お話がありました。
テキストや問題集で見たことがない問題に取り組むというのは、確かに脳をフル回転させることだと思います。私自身も週テストを解いているので、そのことはよくわかるようになりました。
週テストのデメリット
今のところは、大きなデメリットを感じていません。
まだ学習が進んでいないのに週テストを受けなければいけないことで、ペースを乱されてしまうというのは、テストのタイミングを自分で決められる自宅学習生(進学くらぶ)には関係ないようです。
うちは土曜日を週テストの日と固定したので、この先も体調不良以外は無理にでも受ける予定です。
週テストは娘が言いだしたことではありますが、私にとっても、すごく大きな意味ある締め切りになりました。私はラクなほうへ流されがちなので、誰かが見はってくれている(気がする)のは大きいと感じています。
進学くらぶに望むこと
今はアナログ形式で、解いた問題をポストに投函しています。切手をはる必要もありますし、タイムラグもあります。
早くZ会のように、答案提出をwebにかえてほしいです(Z会は国語のみ受講中)。システム面はZ会のほうが、四谷大塚にくらべて最新だと感じます。
Z会は2017年度にシステムが大きく切り替わって大・大不評でしたが、今はすっかり安定しています。2018年度において私がシステム面に腹がたったことは一度もありません。Z会、よくなってます!
四谷大塚もようやくiPad(iPhone)視聴ができるようになりました。スタート直後から何の不具合もありません。大きなシステム変更があって、不具合がないというのはむずかしいことだろうと思います。
予習ナビをみるのにアプリだけで完結させてほしい、という希望はもちろんありますが、不具合なしで楽しくスタートできているので助かっています。