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算数ができる子は、考えている時に手を止めない
娘が中学受験をしたいと言いだしたのが、約1年前(2年生の春)です。そこからぼんやりと中学受験について調べはじめました。
2年生の秋に、「3年生から塾へ行こうかな」と言い出したのをきっかけに、せっせと塾や勉強に調べはじめて今日にいたります。
調べまわっているうちに、色んなところで聞いたのが「算数ができる子は手を止めない」ということでした。
6月2日は四谷大塚の全国統一小学生テスト
ついに娘も模試デビューです。四谷大塚の過去問チャレンジを解かせてみると、娘が算数の考え込んでいるときは、全く動かないことがわかりました。
手を止めないどころか、体も動かさずかちこちに固まって、問題文に念力を送っているかのようです。これで式を書かずに解いたら、天才児かと親が勘違いしてしまうくらい動きません。
娘の姿を見ていると、とても算数ができる子になれるとは思えません。
「大事なところに線をひいて」「えー、大事なところがわからないよ」
「手を動かしながら考えて」「(余白に鉛筆でぐるぐる…)」
少し手が動くようになってきた
のれんに腕押し状態につかれてしまい、四谷大塚の過去問チャレンジをやめました。
試験は最寄りの四谷大塚直営校舎に申し込みました。申し込むときに、事前学習会?のような無料教室も希望できましたが、本人にやる気もありませんしパスせざるをえません。
ふっと気づけばテストは3週間後です。このまま世間の荒波に放り出して模試デビューさせれば、算数で偏差値30台を叩きだしている姿が目に浮かんできます。
少しでも自宅で対策をとろうと、久しぶりに過去問チャレンジをやってみることにしました。
ほんの少し、娘の手が動くようになっています。鉛筆でぐるぐる書きをするのではなく、考えている人っぽい鉛筆の動きです。
もちろん?制限時間10分に決まっている過去問の、最後の問題は解けません。解けていませんが、いい線をついている(あともう一息)のは、なんとなく私もわかります。
ひょっとして、文章題に慣れていない?
四谷大塚の過去問チャレンジに出てくる問題は、算数もけっこうな長文でした。娘はほぼ、通信教育のZ会しか知りませんから、せいぜい2行とか3行問題しか経験がありません。
- 出てきた数字を、図に書き込む
- 自分で表(箇条書き)にしてみる
- 線分図を書いてみる
こういう作業を、娘はほとんどやったことがありません。問題文をそこまで整理しなくても、解けていた問題ばかりだったのだと思います。
だから娘は、今まで通りの解き方(問題文を前に念力を送りながら)で考えていたのかもしれません。
ハイレベルな問題集とは縁がなかった
四谷大塚の過去問のような問題は、どこに載っているのだろう。皆さん、どうやって対策をとられているのだろう、と検索をしてみました。
四谷大塚の全国統一小学生テストを受けている方で自宅学習をされている方は、ハイレベルな問題集をどんどん解いていることがわかりました。
ハイレベル系の問題集は、わが家には縁がないと思い今までまったく見ていません。
2年生のときも、普段のZ会をこなすだけでアップアップで、算数は市販の問題集にほぼ手を出してきませんでした。
あわてて書店へ行って、ちょっと長そうな文章問題が出ている本を買ってきました。1日一問だけでも、練習をさせてみます。