記念日に認定したいくらいうれしかったこと
とてもうれしいことがありました。
娘は算数で新しいことを教えると、「そういうものなんだ」が通用せず「なんでなんで」と言ってまったく先に進まない子でした。
その娘が「わかった」といって理解をしたのです。夫に言うと驚愕していました。そのくらい、わが家にとっては大事件です。
四則演算の計算ルール
私が教えたのは、かけ算・わり算・足し算・ひき算に(かっこ)が混ざっているときは、どこから計算すればよいのかというルールです。
教えると「わかった」といって練習問題をすらすら解き始めています。こんなこと、はじめてです。よそのお子さんを教えている気分になりました。
娘が塾へ行きはじめてから、もう私が新しいことを教えることはなくなりました。入塾のきっかけもあってか、先生から「何も教えなくていいです」と止められていたからです。
「そういうルールだから」
あの、なんでなんで星人が「そういうルールだから」という説明に理解を示すなんて信じられません。
かけ算の筆算を教えるのに、手順を説明するだけでは理解ができず、方眼紙に色をぬって確認をしていたことが嘘のようです。
娘の『よく言えば』本質を追い求める性格を、おもしろがってくださる方、感心してくださる方、私と一緒になって頭を抱えて下さった方、いろいろな人がいました。
いろんな考え方があると思います。
それでも、勉強面のすべてにおいて「なんでなんで」と言っていたら、この先、集団教育を受けられなくなるんじゃないかと不安に思っていたのも母として正直な気持ちでした。
少しほっとしました。
塾の先生の予想が当たった?
一つ心当たりがあります。
今、通っている塾(算数だけ単科受講)の先生が、体験授業のときにおっしゃったことです。
「この単元でいうと、ここでつまずいているのでしょう。この単元に入る前に、ちょっと戻って徹底的にこっちをやれば、次はつまずかないと思いますよ」
算数・数学は積み重ねの科目だとよく耳にします。
先生の説明をちょっと忘れてしまったので、ふんわりした言い方になりますが、すべての単元において、つまずいた箇所に紐づいている単元?があるそうです。
娘が何か新しいことを教えるたびに「なんで、なんで」とつまずいていたのは、娘に教えるのはまだ早かった単元だという話になります。
計算ルールについてすんなり理解したということは、この単元に進んでも大丈夫だったのかなと思います。
明日はSAPIXの入室テスト
明日はSAPIXの入室テストです。
先日受けたZ会の模試で解けていない(理解していない)所を1つくらいクリアさせてから、入室テストに向かおうと思って、私が久しぶりに教えてみました。
なにせZ会の模試で、算数は平均点の半分をとってしまった子です。SAPIXからお断りされる可能性も高いですが、結果はどうあれ新4年生で入塾する気はありません。
4年生は算数だけは今の塾へ行き、国語・社会・理科はZ会で行きたいと本人が強く主張するので、それでスタートしてみます。
そのためにも、新4年生における成績の立ち位置を、娘と一緒に確認してこようと思います。
SAPIXで平均点を取ることは難しいと思うので、せめて入室の許可がもらえる成績はとれますように。