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学校の勉強なんて、社会に出たら役にたたない?
高校生のころ、現実逃避のために「学校の勉強は社会で役にたたない」なんて話をしていた記憶があります。私は中学生までは勉強していましたが、高校からは受験に関係する科目以外はまったく勉強しなくなりました。昔の自分に、声を大にしていいたいです。
高学歴の人に囲まれて仕事をしてわかったこと
若い頃にいろんなご縁が重なって、東京のど真ん中で、高学歴の人たちに囲まれて同じ立場で働いていたことがあります。学閥もなければ男女の区別もない、完全なる実力主義の会社で、社内評価や給料は学歴にまったく関係ありませんでした。東大・京大・早慶上智の出身だと聞いても、「へえ」で皆が終わる感じです。
むしろコミュニケーションミスをした時は、高学歴であればあるほど「東大出はこれだからな、、、」という嫌味につかわれていて気の毒でした。社会に出れば学歴は関係ない、というのは正論ですが、たいした学歴じゃなく社会の荒波を生きていた私は、そうとは言い切れないのです。
夜遅くまで働いていたので、昼も夜も同僚と一緒にご飯を食べていました。いやでも精神的な距離はちぢまり関係も深くなります。20代~30代のサラリーマンが、居酒屋で話すようなバカ話の時に勉強ができる・できないの差をたまに感じたのです。
センター試験レベルの内容は、彼らの中では常識だった
これは一つの例ですが、こんな会話が普通にビールを飲みながら出てきます。
「あいつは、〇〇◇◇(戦国武将A)にそっくりだな」
「いや、〇△△〇(戦国武将B)のほうが近くないか?」
決して彼らはエリートを気取っている人たちではなく、いつもは楽しく私も会話をしています。それでもふっとした拍子に、高校で習ったことは知っているという前提で、会話がすすんでいきます。中には冗談の一つとして難しい内容が会話に出てきて、私だけ意味がわからず笑えないこともありました。
センター試験を受けるべきだった。勉強をすればよかった。高学歴の人たちに囲まれていた20代のころは、勉強の常識がない自分が恥ずかしく、後悔をしていたことを覚えています。
何のために勉強をするのか
一般的には、大学受験の前に自分の将来をある程度は考えます。その時に職業選択の視野を広く持ってほしいです。社会に出てからだって勉強をやり直す人も、ごまんといます。その時に「算数が苦手だからあの仕事は無理だな」とか諦めたりせずにすむように、一定の学力は必要なんだと小学2年生の子(2018年2月現在)に説明しています。
あとはもちろん、私のように社会にでて勉強面の一般常識を知らずに恥ずかしくならなくてすむように。この話については、もう少し娘が大きくなってからジワジワ説明していきます。ということで、私は学力をつけることに役立ちそうな中学受験を応援していこうと思います。
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早ければ今夜にも東京・神奈川組の結果が発表されるそうです。私までドキドキ。