そろそろ生き物の飼育を経験させたい
賃貸マンション暮らしのわが家は、生き物をほとんど飼ったことがありません。飼えるものは限られていますが、娘にも何か経験させておきたいです。
ちょうどタイミングよく、娘がメダカを飼いたいと言い出しました。お友だちの家で、孫の代まで飼っているのを見せてもらったようです。
絶対に一人で世話をするように
私は、絶対に絶対に世話係になりたくありません。最初に宣言しました。娘の頼みは夫です。彼は私より、うんと甘々なので、頼まれると嫌と言えないのです。
でもそれじゃ教育になりません。最初から夫にも重々言って、娘が一人で世話をできるようサポートしてほしいと頼みました(あくまでも他人事)。
早速、ホームセンターへ行き水槽と水草をかってきました。店員さんの説明を、娘がメモをしながら一人で聞いたようです。
テストに合格してから、メダカを飼いにいこう
いま、わが家の水槽には水草しか入っていません。メダカまちの状態です。にも関わらず、娘は一人で水槽の前に立ち、うっとりしながら「かわいい♪」と言っています。何が見えていることやら。
夫は「メダカの飼い方の本を読むように」と娘に伝え、出張に出ました。本は読めない漢字が多々あるので、私がテーマをしぼって音読をしています。
娘は夫が作ったメダカの飼い方テストに合格しなければ、メダカを買いに行けないのです。勉強するしかありません。
昨日は「水合わせ」を勉強しました。水合わせとは、メダカを買ってきて、家の水槽にメダカを入れる前に行う作業のことです。
メダカを飼って学ばせることは、けっこうある
情操教育のようなことをのぞいても、メダカを飼うことはけっこう勉強に直結するものだなと感じています。
- 本を読んでレポートにまとめること(水合わせの手順を1枚にまとめた)
- リットル・ミリリットルを使うこと(薬品をいれるのに登場!待ってました)
- 疑問を調べること(店員さんに聞いたり本で調べたり) etc.
先日読んだこの本にも出ていました。
「社会フィールドワーク観察記述力」は親の問いかけ力がモノをいう
「社会フィールドワーク観察記述力」とは、生活の中で、自ら疑問に思ったことを、その理由や原因が何であるのかを納得がいくまで探求し、その答えを自ら記述する能力のことです。(中略)この能力は大学受験のときにも、絶大な効果をもたらす正真正銘の「学力」なのです。
引用元:できるだけ塾に通わずに、受験に勝つ方法 松永暢史
娘は文章を書くことが好きです。放っておいてもメモしていくと思うので、メダカの飼育で感じた疑問を徹底的に探求できるよう、アシストしようと思います。
とりあえず夫のテストに合格しないと、メダカを買いにいけません。しばらくの間、寝る前はメダカの飼育方法を音読することになりそうです。