中学受験の世界ってすごすぎる!
本格的な中学受験勉強をスタートさせる前に、何にどのくらいの時間がかかるのか確認したくて、ちょっとフライングして第1週目の算数をやってみることにしました。
算数については、四谷大塚の通信教育部門「進学くらぶ」をメインにして、算数の塾を併用していく方針です。
- 予習シリーズ(応用問題をのぞく全問題)
- 標準・演習問題
- 2018年週テスト(もちろんAコース)
こちらの3点セットを、試しにやってみました。
いわゆる「基本の『き』」は算数の塾で習っている状態にしてもらっているので、「進学くらぶ」で少しずつ深く勉強をしていく予定です。
年明けから学校のお友だちも続々と入塾していることもあり、娘もやる気になっています。今のうちにと、平日の夜、2日で各2時間ずつどのくらい進めるか試してみました。
開始からすぐ、ずっこけた
娘はわり算の筆算が、ふつうにできる状態です。
だから到着したテキストをぱらぱら見ていたかぎり、そこまで苦労しないだろうと思っていました。それが文章問題にずっこけまくりで、こりゃヤバイと私もピッタリ娘に貼り付いて、向き合うことになりました。
予習ナビの配信がはじまっていない今の時期、予習シリーズ他テキストだけで自学するのはむずかしいとはいえ、それにしても、あまりにも文章問題が弱すぎるのです。
娘に算数を教えなくなって約半年。忘却能力にすぐれた私は、娘が文章問題に弱いことをすっかり忘れていました。
あわてて四谷大塚の「基礎・演習問題」を追加購入したのは言うまでもありません。
もっと入塾後のことを深く調べておくべきだった
娘が文章問題に弱すぎるのは、よそのお子さんたちから大きくはずれているでしょうし、1週目の学習をやってみてどうだったかという話は、いったん置いておきます。
四谷大塚の2019年度カリキュラム 算数第1週目に学ぶことは、算数を苦手とする母がみるかぎりこちらです。
- 3桁×2桁のかけ算
- 4桁×3桁のかけ算
- 3桁÷1桁のわり算
- 3桁÷2桁のわり算
- 4桁÷3桁のわり算
- これらを使う文章問題(条件がわりと多いのもあって、とても私は暗算で解けない)
塾で計算をゆっくり教えてくれることはないと、聞いてはいました。それでもまさか最初の1週間で、ここまで一気に進むとは想像していませんでした。
もっと早く4年生のテキストを読み込んで、授業内容を把握しておくべきだったと後悔しています。これで進みが遅い4年生なんて。5年生になったら週に2単元進むとか、もう夢の世界です。
わり算の筆算は難易度が高い
きょうこ先生の「小学校6年間の計算の教え方」という本では、割る数が2桁の筆算は難易度が★★★の最高ランクになっています。
商の予想しないと計算をスタートさせることができないのが、やっぱりむずかしいようです。きょうこ先生の指で隠す教え方は、とてもわかりやすいと思いました。
Z会の中学受験コースでは、3年生の6月で割る数が2桁の筆算が出ていました。ここは私がZ会に挫折したきっかけであり、これ以上は娘に算数を教えられないと決意したのも、2桁で割る筆算です。
予習シリーズ(いわゆる教科書にあたる本)には、かけ算・わり算に関する説明は、文章問題の解説ついでに書かれている程度しか出ていません。
2桁で割る計算のやり方なんて、5cm四方におさまるスペースしか割かれていないのですから。
塾では計算をゆっくり教えないというのは聞いていましたし、先取り学習をしている方が大半だということも承知しているのですが、もう何というか、どひゃーという感じです。
集団塾はどう考えても無理!
今の塾へ入ったばかりのころの私は、新4年生からは(家計のことも考えて)今の塾を卒業してから、大手塾へ行ってほしいと考えていました。
娘に拒絶され、今の塾+進学くらぶ+Z会(国語)でスタートしています。
その選択で正解でした。親の言うことを聞かない娘で助かりました。あの娘が授業を聞いて理解して、また翌週は新しいことを習ってなんて無理です。
以前、塾講師の方に「なんで、なんでと言っている間に、2単元いえ3単元進んでいるでしょう」と聞きましたが、その意味が身に染みてわかりました。
今の塾がいかに娘にあっているかということも、改めて感じることができました。この先、大手塾へ入ることがあっても今の塾は継続させます。
第2週(角度)と第3週(計算のルール)は人並みについていけそうです。第4週(和差算)は、今やっている文章問題の特訓が、どれだけ身についているかで変わる気がします。
娘が苦手な単元が、第1週でよかったと前向きに考えてしっかり・じっくり進んでみたいです。
以前読んだこの本も、もう一度読み直してみます。