朝日新聞 東京本社 読者ホールにて
朝日小学生新聞を購読しはじめてちょうど一年になります。そろそろ新聞スクラップを経験させてみたいなと思っていた矢先に、活用教室の募集があったので申し込んでみました。
- 新聞の読み方
- 活用の例―天声こども語の書き写し、新聞スクラップ学習
新聞が配達されるまで
最初に見せていただいた動画がよかったです。
記者の方が記事を考えて、編集会議を経て取材へ行き、たくさんの人の手を介して、毎朝自分の手元に届いているという流れは、新3年生の娘には想像もしていなかったことのようです。
新聞を通じて、社会の仕組みを少しでも理解してくれたら、今日は築地の朝日新聞東京本社まで連れてきた甲斐があったと思います。
天声こども語の書き写しに挑戦
国語力アップに最適
朝日小学生新聞に週2回掲載される「天声こども語」を、書き写し・要約する練習に使う小学生が多いと聞いたことがあります。
TOMASの入試分析会でも、合格された保護者の方が「夏休みの自由研究に、新聞の要約をしたのがよかった」とおっしゃっていました。
要約の練習に新聞が最適だというのは、私もわかります。これは国語力アップに直結しそうです。
書き写すことって、本当に意味あるの?
要約ではなく、新聞記事をただ書き写すことが、何の意味になるのか私にはわかりませんでした。
そんな私が会場で、「天声こども語(374文字)」の書き写しを実際にやってみました。約13分かけて、せっせと娘の鉛筆で紙に書き写してみてわかりました。
これは書く力がつきますね。あとで要約をする前提で、人の文章を実際に書き写すことが、どれだけ頭を使う作業なのか初めて知りました。
音読をセットにすれば、効果満点だと思います。朝日学生新聞社の方がおっしゃっていましたが、書き写しのコツは、長めの文節で覚えて書くことだそうです。
ただ、かなり辛い作業です。要約はお恥ずかしながら、ギブアップしたくなりました。簡単な作業ではない、ということを知れたことも今日は勉強になりました。
新聞スクラップは楽しい
新3年生の娘は、「天声こども語」の書き写しが苦痛で仕方がなかったようです。漢字を知りませんから、これは確かに低学年にはきびしいでしょう。
娘に書き写し&要約&タイトルつけをやらせるのは、新5年生の春・夏休みでいいかな?と思っています。
娘はスクラップのほうが楽しかったようです。
絵を加えたり、マーカーで彩ったり、そういうのが好きなタイプなので、スクラップにハマるのだろうと思います。ついでに自分のアルバム整理もやらせたいです。
娘は早速、明日の新聞からスクラップをやってみる!と言っています。あわよくば夏休みの自由研究として、テーマを決めて新聞スクラップをやらせてみたいです。