今月はなぜ解けているんだろう
Z会の中学受験コースがはじまったとき、2年生のハイレベルコースに比べて算数より国語が難しくなったと感じました。予想通り、苦戦しまくりでした。
それが5月号は、何の苦労もなく進んでいます。もちろん、初見で満点をとれるわけではありませんが、十分でしょうという感じです。
4月号は先制パンチだった?
2年生まで国語の読解問題は得意なほうでした。
それでも4月号の国語は文章を読めない(何を書いているかわからない)と言っていたのが、5月号はどの回もほぼ苦労なく読んでいます。
あまりにも違いすぎて、あれ?という感じです。とはいえ、急に娘のレベルが上がったとは思えないので、理由があるはずです。
5月号はやわらかい文体が多く、主人公も自分と近い子が多かった気もします。読みやすかったのかもしれません。
話に何が書いてあるかさえ掴めれば、問題を解くのは苦ではないらしく比較的早く解き終わります。4月号で解けなかったのは、主人公に感情移入できず文章が入っていかなかったのでしょう。
娘が感情移入しづらい話は、「おじさんが主役の話」じゃないかという気がしています。今月号にも出てきましたが、少し読みづらそうにしていました。
論説文はまだはじまらないようなので、注意してZ会の教材を見ていこうと思います。6月号と7月号で、おじさん話の得点率が低ければ、夏休みはおじさん話の特訓にはげみます。
語彙力はやっぱり必要
知識の問題で点数を落とすのは、もったいないなと思います。ちょうど今日解いた問題です。
(こんな感じの文章)運動会は、足が遅い(主人公)にとって【A】日だ。
- ゆううつな
- 待ちわびた
この2つのどちらかで迷った末、主人公にとって嫌なことが起きる日を【待ちわびた】としていました。
はやく来ないかなと気にしながら待つ(くもんの学習小学国語辞典より)
ここでは【ゆううつな】が正解です。【ゆううつ】という言葉を聞いたことがなかったので、選ぼうとは思わなかったようでした。語彙力不足…課題です。
やっぱり音読は大切
いま思い出しました。4月号と5月号で、取り組みを変えたことがあります。娘が一度、解いたあとで親子で音読をしていることです。
「まるよみ」と娘がいいますが、句点で読み手を交代します。読み終わったあとで、娘が空白にしていた問題をあわてて埋めたり、選択した答えを変えていたのを見かけたことがあります。
自分が一人で音読をしているより、交代で読んでいるほうが文章が頭に残るようです。
思えば、だいぶ初見ですらすら音読できるようになりました。入学したばかりの頃は、娘の音読を聞いていて、うっかり寝てしまいそうになったことを思い出します。
「意味がわからない」という文章は、薄く塗りつぶしたり、文節で区切る作戦は、国語にかぎらず継続させています。娘には効果が高いようです。
精読力をあげることが、算数の文章問題を解くことにもつながるでしょうし、音読はつづけていこうと思います。