初めての週テスト
四谷大塚 進学くらぶ生として、初めて週テストを提出しました。
採点済みの答案がweb上にアップされるのは、土曜日にポストへ投函しても火曜日になるそうです。
文章問題の特訓をはじめて3週間。どのくらいの成果が出ているか、せっかちな私はとても火曜日まで待てません。
娘と同じ時間に私も一緒に解いて採点しました。結果、目標(Aコースの75点)には少し届きませんでした。
娘から回収した答案用紙に空欄がチラホラのぞいているのを見つけてしまったときは、がっかりする気持ちを隠すのが辛かったです。
それでも落ちついて娘の問題用紙をじっくり読みこんでみると、文章問題特訓の成果が出はじめていることに気づくことができました。
成長スピードがゆっくりな子
教えたことがすぐ身につくタイプであれば、いま現在、あの成績になっていないわけです。
そもそも2週間前にやらせてみた週テストの過去問結果を思えば、大躍進といえる成績です(お察しください…涙)。
私はすぐ結果や見返りを求めてしまいます。反省。器用な子ではないとわかっているはずなのに。
じっくり40分間の努力の証である問題用紙を読み込むことで、娘の成長に気づくことができました。
解答用紙が空欄になっていた後半の大問も、図が書けているものがありました。条件を整理できるようになってきた、少し成長しているとみてよさそうです。
ここまで完璧な図がかけて、なぜその先が解けないの?
大人の誰もがそう言いたくなるであろう不思議な状態で、娘の鉛筆は止まっていました。時間切れだったのか、諦めたのかはわかりません。
頭が真っ白になってしまった
次の日、娘に解きなおしをさせてみました。
図がかけていた問題をコピーして、白紙に貼り付けて、まっさらな状態で手渡しました。
私は何も言いませんでしたが、さすがに昨日の問題だと気付いたようです。
すらすら解き始めました。今回も完璧な図を完成させて、さあここからどうすると思って見つめていると、普通に解き始めました。
なぜー!なぜー!なぜ昨日はできなかったんだー!
聞けばテストのときは慌ててしまって、頭が真っ白になったそうです。
解けるはずの問題が解けないという子の話は、きょうこ先生の本にも出ていました。
「時間をかけて丁寧に解けば、点がとれる」=「理解できていないわけではない」ということを、まず子どもに認識させる。そうすると子どもは自信がつく。そうして、だんだん時間をしぼっていきます。
引用:最強の中学受験 「普通の子」が合格する絶対ルール”] (著)安浪京子
当たり前のことをまじめにやろう
単純な計算ミス(いわゆるケアレスミス)や、解答用紙に答えを写し間違えるといった頭を抱えたくなる情けないミスは、この先もゼロにはならないでしょう。もちろん今回もありました。
それはもう自己責任として突き放します。
そうではなく「落ちついてやれば解けた問題」については、家での採点は加点してやることにしました。今回は約15点アップです。
「本当だったら〇〇点だったのにね!」というと、それはもう満足気な顔をしていました。
と甘い顔を見せておきつつ、私は本気で腹をくくりました。週テストは全問、組み分けテスト(模試)は正解率5割以上の問題について、何度もしつこく繰り返します。
成績がいいお子さんたちが当たり前のように努力されていることを、まじめにやってみようと思います。
娘はこれ以上下がりようがない成績からのスタートですから、やったことは全て結果に出るはずです。結果がでるのは他の人より遅いかもしれないけれど、やれば結果が必ずついてくるはずです。
がんばれば成果がでる今の状態は、長い目で見ればラクだと思います。
しかも娘は私が心配していたほど、成績に悲観的なわけではないようです。あっけらかーんと「もし〇〇点だったら、Aコースの中だとこの辺?」という感じでした。気を遣う必要はなかったようです。
今後は成績を包み隠さずオブラートに包まず、パンパカパーンと娘に開示します。開き直って、世にも恐ろしい成績を楽しんでみます。