二月の勝者(中学受験まんが)を読んでみました

どこの塾にする?

NHK「おはよう日本」で紹介されて話題になった中学受験漫画

あちらこちらで話題になっている、中学受験を題材にしたコミック「二月の勝者」を私も読んでみました。中学受験のリアルな世界が描かれていて、まだ塾にも入れていない私でも考えさせられました。

第一話の試し読み(無料)はこちら→ ビッグコミックBROS.NET

激動の中学受験界に現れた最強最悪の絶対合格講師!

主人公は女性の新人塾講師で、その上司がコミックの表紙になっている横分け男です。この横分け男(黒木蔵人:くろきくろうど)が、まあ過激な発言をビシバシと言い放っていくのです。

君たちが合格できたのは、父親の「経済力」そして、母親の「狂気」

第一話は特に刺激が強い回です。でも、第一話だけでなく第一巻を全部読んだ人は、きっと横分け男(だから、黒木蔵人だって)に対する印象が変わってくるのでは、、、と思います。

塾の内部事情がおもしろい

塾は営利を目的としている企業だから、お金を落としてくれるお客様は大事にする

これはもう仕方がないというか、需要と供給がマッチしているからビジネスモデルが成り立つわけだし、それに賛同するかどうかは、自分たちで決めるしかないですもんね。親としては、塾でまじめに勉強してくれている、と信じたいですが、娘の様子はよくよくチェックしようと思います。

子どものやる気スイッチを押す

1巻の6話目に、5年生の3月で塾をやめたいという親子が塾を訪れる話が出てきます。

以下、ネタバレです。広告をはさんで、ストーリーに思いきり触れますのでご注意ください。

横分け男・黒木は、中学受験をやめたいという鉄道好きの男の子に、私立中学の「鉄研」を紹介して、やる気を引き出していきます。母親にも、文化系の趣味をもつ子は男子校に向いているという話をもっていきます。

その上で、偏差値40の社会のテストでも、地理分野は正答率が8割であること、算数も速さの問題は解けていることを母親に伝えます。漠然とした母親の不安を見抜きデータを見せて納得させ、お母さん自身の心によりそい、一緒に頑張りましょうというのです。

準子
横分け男・黒木には営業職の過去があって、その時にSPIN法をマスターしたという裏設定かな。

特に母親は、常に漠然とした不安を抱えているものだと思います。その母親をきちんと納得・説得できる能力がある横分け男・黒木を、すごいなと思うのです。私は感情論で推されるのが苦手なので、こういう先生がいたらどこまでも塾にみついでしまいそうです(我ながらいい客)。

 

ドラマ化するときは、だれに演じてほしい?

このドラマは、きっとドラマ化の話が進んでいると思います。私はどうでもいいことを妄想するのが好きなので、以下、予想してみます。

  • 放送時期:2019年7月期 日テレ 土曜21時
  • キャスト:向井理さん(横分け男・黒木)、松岡茉優さん(新人女性講師)

向井理さんには、この先、Sキャラのオファーが殺到すると思います。横分け男・黒木は向井理さんしかいないと思います。そう言いつつ、松本潤さんも似合いそうだなと。

ヒロインには、コウノドリの下屋先生キャラのままで松岡茉優さん。本当は、のん(能年玲奈)ちゃんでお願いしたいのですが、大人の事情が大変そうなので我慢します。

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